「おばけが怖いからリビングで寝る男の子」に添い寝する猫　普段は見せない行動に思わずほっこり！

飼い主さんが目撃した、愛猫と息子さんの微笑ましい姿とは……。

息子さんにくっついて眠るマニくん — 「『おばけが怖いからリビングで寝る』と言って寝始めた息子にぴったりくっついて一緒に眠ってあげる優しいマニ神様さすが月の神様」

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@suichannel55さんが投稿していた、こちらの写真。飼い主さんの息子さん（撮影時6才）の顔にピタッとくっついて添い寝をする愛猫・マニくん（撮影時1才5カ月／ノルウェージャンフォレストキャット）の姿が写っています。

なんとも可愛らしい光景に癒されますが、じつは撮影時にこんな出来事があったのだとか。

飼い主さん：
「息子は、普段から妖怪やおばけの絵本を読むのが好きなんです。でも、小学校に上がってから『本当におばけが出るのかも？』と思うようになったのか、寝室で寝るのが怖いと言い始めて……。

私は深夜までリビングで仕事をしているため、息子は寝るときにいつも小3のお姉ちゃんとパパと眠りにつくのですが、撮影当時の息子は『明るくてもいいからママのいるリビングで寝る』と、数日にわたって言っていました。

そしてこの日、息子は21時過ぎに本当にリビングの私のそばで眠り始めてしまったんです。『別の階の寝室に移動するのも重くて大変だなぁ……』と思ってしばらく見ていたら、マニが息子の横で一緒に寝ていてびっくりしました」

マニくんが添い寝をすることはほとんどない

息子さんと添い寝するマニくん — 「この前の添い寝の続き。優しいノルウェージャンたち」

マニくんは普段は添い寝をしないそうで、今回の行動はとても珍しかったそう。「寝室に猫たちは入れませんし、リビングで私が昼寝をしていても、マニが添い寝をしてくれたことはたぶんありません（気づいてないだけ？）」と、飼い主さんは話しています。

マニくんは息子さんにべったりという関係でもないようですが、今回はなぜあのような行動を見せたのでしょうか。

飼い主さん：
「撮影時はもう5月下旬だったので、寒かったわけではありません。なのにあんなにくっついて寝ているのは、もはや息子の不安や異変を察知してあげたとしか思えません。

あとは、息子は4匹の愛猫の中で一番マニが好きなようなので、そういうのも察知しているんでしょうか。息子は1日2回、家中の猫のトイレ4個を全部掃除してくれるので、きっとそういうのも見ているのかもしれませんね」

普段はなかなか見られないマニくんと息子さんの貴重な姿に、飼い主さんは「羨ましいと思うと同時にほっこりしました」と話しています。

マニくんたちは、かけがえのない家族

美しい毛並みのマニくん — マニくんは、ブリーダーさんのところにいた生後3カ月の頃にFIPに罹患したそう。「84日間毎日痛い注射を頑張ってきて寛解したえらいコです」と飼い主さん。

甘えん坊な性格だというマニくんは、4匹の愛猫の中で「一番赤ちゃんキャラ」なのだとか。家族だけでなく、ブリーダーさんやフォロワーさんたちも「バブバブ」「バブゥ」「赤ちゃん」などと表現しており、愛されキャラのようです。

飼い主さん：
「甘噛みの癖があったり、“やんのかステップ”をよくしていたり。遊び方が赤ちゃんぽかったり、鳴き声が『プギャー』だったりと、とにかくしぐさや動きや存在が赤ちゃんなんです（笑）

なのでなおさら、不安そうな息子に添い寝してあげているのが一番意外でびっくりしました」

マニくんを含めた4匹の愛猫とともに、楽しい日々を過ごしている飼い主さん家族。4匹との暮らしについて、飼い主さんは次のように話しています。

飼い主さん：
「私は子だくさんな家が憧れだったので、猫4匹が家族に加わり、単純に子どもが増えたような気持ちで本当に幸せです。小学生になった娘と息子よりも、猫たちのほうが私にべったりストーカーしてくれます（笑）

4匹いるとそれぞれの個性が爆発しており、観察しているだけでニヤニヤしてしまいます。可愛くて楽しくて、ポジティブなエネルギーを家庭にもたらしてくれる存在です。

子どもたちにとっても4匹はかけがえのない家族で、ときに癒されたり、相談相手になってくれたりと、大事な存在のようですね」

写真提供・取材協力／@suichannel55さん／X（旧Twitter）
取材・文／雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。