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【猫豆知識】猫の「ピンク色」にまつわる4つのナゾに迫る!
「かわいい」だけではなく、そのピンク色にまつわるヒミツを知っているでしょうか? 猫のピンク色のナゾについて、哺乳類学者の今泉忠明先生が解説します!
Q1.皮膚の色がピンク色の猫がいるのはなぜ?
皮膚の色はメラニン色素の量と関係し、一般的に、メラニン色素の量が少ないと皮膚の色がピンク色になります。
人に飼われるようになってから、メラニン色素の少ない毛色の白猫や、白の毛の割合が多い猫が多くなったことで、皮膚がピンク色の猫が多く存在するようになりました。
Q2. ピンク色の鼻にブチがあると、肉球も同じって本当?
「鼻と肉球は同じ色になる」とよくいわれており、断言はできないものの、同じ色になる確率が高いと思われます。
ピンク色の鼻にブチがあれば、肉球にもブチがある猫は多いでしょう。
Q3. 年齢ととともにピンク色が変色することはあるの?
猫の皮膚も人の肌と同じように老化し、皮膚が硬化して厚くなるなど、見た目でピンク色の割合が変わることがあります。
また、成長するにつれてホルモン分泌量が変化することで、まったく異なる色に変わることもあるでしょう。
Q4. ピンク色が濃くなるときがありますが、どうして?
猫のピンク色の皮膚は、実際は色素のない白い皮膚で、血液の色が透けてピンク色に見えています。
血流は体温が上がると激しくなるので、猫が興奮したり、眠っているときなどにピンク色が濃くなる傾向にあります。
(監修:哺乳動物学者、「ねこの博物館」館長 今泉忠明先生)
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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