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一匹狼だと思っていたけど案外面倒見がよかった猫【連載】交通事故にあった猫を拾いました#170
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。
そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。
たまちゃんは周りと群れない一匹狼
中でも目の見えていない“こいちゃん“は、犬でも猫でも構わず一緒に遊ぼうとする、人間界でいうのなら完全に陽キャな猫さん!
それに比べ、たまちゃんは我が家に来て6年も経つのに、誰かと仲良するようすが一向に見られない一匹狼な猫さん。
それも猫らしいというか、彼なりの生き方なのでしょう。
そんな我が道をゆくたまちゃんを、他の猫もベタベタと接することはせず、尊重してくれているようです。
しかし、さすが陽キャのこいちゃんはちょっと例外なようで…?
ある日のトイレ後のたまちゃんとこいちゃん
そう、俗にいう『うんこハイ』というものですね。笑
そこに、ヒュンッと追いかける影が!
たまちゃんのうんこハイの足音に誘われ、今度はこいちゃんが飛び出したのです。
こいちゃんは目が見えていないのですが、代わりに小さな音にも反応します。
誰かが遊び出したら、楽しそうなことをしている!と、その場へ行きたくなるのでしょうね。
気づけば、たまちゃんとふたり追いかけっこみたいな感じの展開に…!
あまり他の猫とのじゃれあいを好まないたまちゃん。
これは、もしかしたらこいちゃんは怒られるかも…?と、ハラハラしながら見守っていると…
満更でもないご様子のたまちゃん
なんなら背後をチラチラと気にしているご様子。
後を追いかけてくるこいちゃんを待つように、ちょっとウキウキして満更でもなさそうなたまちゃん。
あれれ、一匹狼のたまちゃんだけど、実は誰かと遊んだりしたいのか…?
なんて可愛いやつ!!!!!
たまちゃん本日の一言
tamtam プロフィール
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
instagram:@tamtam__111
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