猫が好き
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保護した愛猫とともに歩んだ9年、子猫時代と成猫になった今をとらえた比較写真にほっこり…! 「いつまでも長生きしてほしい」
ほっそりとして小さかったリリーちゃんは、グリーンの瞳とキジトラらしい縞模様が美しい成猫に……! 2枚の写真から、幸せな日々を過ごして来たことが見てとれます。
リリーちゃんとの出会いから保護、現在の様子まで詳しいお話を伺いました。
近所のおうちの庭で出会ったリリーちゃん。お迎え後の様子は…?
飼い主さん:
「当時、『猫と暮らしたい』と考えて、保護猫の譲渡サイトを見ていました。目に留まったコをお迎えするかどうか考えたとき、通勤中、いつも通りがかるおうちの庭で走り回る子猫を見かけたのです。毎朝、毎夕、子猫を見るのが楽しみになり、『お迎えできないかな』と思うようになりました」
ある日、飼い主さんは、そのおうちの庭に家主さんがいるのを目にします。近所ではあったものの、まったくの初対面でしたが、意を決して子猫のことを尋ねてみました。
飼い主さん:
「家主さんから『毎日いるわけではないけれど、もしお迎えしたいのであれば様子を見て保護してみます』と言っていただき、お願いすることに……。急いでケージやベッド、トイレなどを用意して、家主さんからの連絡を待ちました。数日後、家主さんから『保護しました』との連絡があり、お迎えしたのがリリーです」
飼い主さん:
「これまであげたネズミのおもちゃの中で、ひとつ、青いネズミをずっと大切にしていて、朝起きると、お気に入りの場所に置いてあります。また、子猫の頃は、まったく“ふみふみ”をしなかったのですが、毎日、なでているうちに、いつしかするように。今では毎日、“ふみふみ”しています」
リリーちゃんは「なくてはならない存在であり家族」
また、ちょっぴりツンデレな一面もあるそうですよ。
飼い主さん:
「飼い主にはとても甘えん坊ですが、独自の距離感を持っています。朝起きたときは、スリスリしてきて“なでてモード”に。おなかを見せて、されるがままになります。ところが、普段は、膝の上に乗ったり、添い寝したりすることはありません。ベッドでは、飼い主の足元や隅のほうにいます。ソファにいるときは、そばに来てくつろぐことも。密着はしないけれど、常にそばにいたいようです」
改めて、飼い主さんにリリーちゃんへの“思い”について伺いました。
飼い主さん:
「一緒に暮らし始めて9年。なくてはならない存在であり家族でもあります。いつまでも長生きしてほしいです。リリーが来てくれたことに感謝しています」
写真提供・取材協力/@tanablog1さん/X(旧Twitter)
取材・文/佐東みかん
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。2024年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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