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譲渡会で出会った、か弱い印象の保護子猫→家族に迎えると“野性味”あふれる姿を爆発させて「まるで別猫」

想像していたコと違った……?
お迎え初日の文太くん
お迎え初日の生後1カ月頃の文太くん。か弱い印象を受けますが、じつは……。
@Doranekome_g
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@Doranekome_gさんの愛猫・文太くん(取材時8才)。この写真は、生後1カ月頃の文太くんをお迎えした日に撮影した一枚です。

飼い主さんは、保護猫の譲渡会で文太くんと出会いました。文太くんは譲渡会にいたコたちの中でも体が一番小さく、痩せていたのだそう。
お迎え初日の文太くん
お迎え初日の文太くん。猫じゃらしでじゃれる可愛い一枚。
@Doranekome_g
華奢でか弱い印象の文太くんですが、飼い主さんの家にやってきておよそ2カ月が経過すると、驚きの姿が……。

「暴れん坊ボーイ」だとわかりビックリ!

すごい跳躍力を見せる文太くん
「譲渡会の中で1番小さくて痩せっぽちの子を選んだら、すんごい躍動感の暴れんボーイでした」
@doranekome_g
この写真は、生後3カ月半になった文太くんがおもちゃで遊んでいるときの一枚。か弱いと思われていた第一印象からは想像できないほどの跳躍力と、野性味あふれる動きを見せていたのでした。

この姿には、飼い主さんも思わず驚いてしまったと振り返っています。
飼い主さん:
「文太はおもちゃで遊ぶのが大好きで、このおもちゃは猫じゃらしを改造して壁に取り付けて遊べるように作ったものです。

取り付けるとすぐに遊び始めたのですが、だんだんと野生に戻ったかのように、鼻息が荒くものすごい勢いで何度も飛びかかっていました。正直ビックリして笑ってしまいました(笑)」
野生の本能が爆発する文太くん
野生の本能が爆発!?
@doranekome_g
文太くんのあまりの暴れん坊っぷりに、飼い主さんは思わず「1回落ち着こう」となだめたほどだったそう。普段の文太くんは可愛らしく猫じゃらしで遊んでいたようですが、このときはまるで別猫のようだったといいます。

実家で暮らしていた愛猫の死をきっかけに、文太くんをお迎えすることに

ハートを隠し持っている文太くん
「ハートを隠し持っている」子猫時代の文太くん
@Doranekome_g
飼い主さんが文太くんをお迎えしたきっかけは、実家で長年可愛がっていた愛猫が亡くなったことでした。

当初は「寂しそうな両親のために」と考えていたそうですが、両親の年齢を考慮した結果、「私が猫をお迎えして時々実家に連れて行けたら」とお迎えする決意をしたそうです。
飼い主さん:
「インターネットで保護猫の里親募集の情報を探していたときに、『たくさんの子猫が段ボールに入れられ捨てられていて、里親を探しています』という投稿を見つけて。ご縁を感じ、譲渡会に参加しました」
お迎え初日の文太くん
お迎え初日の文太くん。飼い主さんは、子猫をお迎えすることは初めての経験だったそう。
@Doranekome_g
譲渡会には、ほかにもフワフワの長毛の子猫や、穏やかな性格の子猫たちがいたのだそう。そのなかで文太くんはか弱い見た目で、性格も最初は警戒心が強かったのか、なでようとすると噛みついてきたといいます。

10匹ほどいた子猫たちの中から飼い主さんが家族に選んだのは、文太くん。決め手はなんだったのでしょうか。
飼い主さん:
「頭の中ではフワフワの穏やかなコを選ぶ気でいたのですが、希望のコを書く用紙にはなぜか文太に付けられていたナンバーを記入していました。

あのときの心境は今でも不思議なんですが、人でいうと『全然タイプじゃないのに妙に気になる人』という感じだったのかもしれません(笑)」

文太くんはどんなコに成長した?

くつろぐ文太くん
2024年8月で8才になった文太くん。子猫のときから変わらず、甘えん坊で人なつっこいそう。「中身は赤ちゃんのままなところにギャップ萌えしています」と、飼い主さん。
@Doranekome_g
お迎え当時は生後1カ月の子猫だった文太くんは、現在8才になりました。体が小さく心配されていましたが、今では体重が6kgを超える長毛のモフモフ猫になったそう。

見た目の成長が著しいですが、行動面でも嬉しい変化が見られているといいます。
飼い主さん:
「文太は小さい頃にほかの猫と交流がなかったせいか、甘噛みやじゃれるときの力加減がわからない様子でした。本気で噛まれることも多く、育て方に悩んだ時期も……。

あるとき、猫飼いの知人宅で文太を預かってもらったときに『うちの猫たちと仲良くしてたよ』と言われて、文太には遊び相手が必要なのかもと思ったんです。それで、文太が1才半のときに生後半年くらいのメスの保護猫・芽衣子をお迎えしました」
文太くんに抱きつく芽衣子ちゃん
甘えん坊な姿を芽衣子ちゃんに見られたくないのか、「まわりを確認してから飼い主さんに抱っこしてもらったり、甘えて飼い主さんの耳を吸ってうっとりしている」という文太くん。「兄猫としてのプライドがあるのかな?」と、飼い主さん。
@Doranekome_g
仲良くなれるのか不安があったものの、文太くんは芽衣子ちゃんを迎えて3日目には毛づくろいをしてあげたり、遊んであげたりしていたのだそう。父性が目覚めたのか、兄猫としての自覚が芽生えたのか、芽衣子ちゃんに対して優しく接していたといいます。

芽衣子ちゃんをお迎えしてから本気で噛みつくこともなくなるなど、文太くんはその後も嬉しい成長を見せてくれたようです。

「いつもそばにいてくれてありがとう。出会ってくれてありがとう」

仲良しな文太くん、芽衣子ちゃん
「文太が芽衣子を毛づくろいして一緒に寝ている姿を見たときには、『尊い……』と思わず声に出して呟いてしまいます」と、飼い主さん。
@Doranekome_g
文太くんを家族に迎えて、充実した日々を送っている飼い主さん。文太くんと芽衣子ちゃんの成長を振り返り、どのようなことを思うのでしょうか。
飼い主さん:
「文太をお迎えするまでは『猫は子猫のときが一番可愛い』と思っていましたが、『常に今が最高に可愛い』ということを知りました。

猫をお迎えするというのは大変なことがいろいろとあり、それはこれからも変わらないと思います。それでも、朝起きると隣で“ヘソ天”して寝ていたり、膝に飛び乗って抱きついてきたりすると、たまらなく愛おしくなります。

文太と芽衣子には、『いつもそばにいてくれてありがとう。出会ってくれてありがとう。優しくてありがとう。可愛くてありがとう』と、日々感謝の気持ちです」
写真提供・取材協力/@Doranekome_gさん/X(旧Twitter)
取材・文/凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年8月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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