猫が好き
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譲渡会で出会った、か弱い印象の保護子猫→家族に迎えると“野性味”あふれる姿を爆発させて「まるで別猫」
飼い主さんは、保護猫の譲渡会で文太くんと出会いました。文太くんは譲渡会にいたコたちの中でも体が一番小さく、痩せていたのだそう。
「暴れん坊ボーイ」だとわかりビックリ!
この姿には、飼い主さんも思わず驚いてしまったと振り返っています。
「文太はおもちゃで遊ぶのが大好きで、このおもちゃは猫じゃらしを改造して壁に取り付けて遊べるように作ったものです。
取り付けるとすぐに遊び始めたのですが、だんだんと野生に戻ったかのように、鼻息が荒くものすごい勢いで何度も飛びかかっていました。正直ビックリして笑ってしまいました(笑)」
実家で暮らしていた愛猫の死をきっかけに、文太くんをお迎えすることに
当初は「寂しそうな両親のために」と考えていたそうですが、両親の年齢を考慮した結果、「私が猫をお迎えして時々実家に連れて行けたら」とお迎えする決意をしたそうです。
「インターネットで保護猫の里親募集の情報を探していたときに、『たくさんの子猫が段ボールに入れられ捨てられていて、里親を探しています』という投稿を見つけて。ご縁を感じ、譲渡会に参加しました」
10匹ほどいた子猫たちの中から飼い主さんが家族に選んだのは、文太くん。決め手はなんだったのでしょうか。
「頭の中ではフワフワの穏やかなコを選ぶ気でいたのですが、希望のコを書く用紙にはなぜか文太に付けられていたナンバーを記入していました。
あのときの心境は今でも不思議なんですが、人でいうと『全然タイプじゃないのに妙に気になる人』という感じだったのかもしれません(笑)」
文太くんはどんなコに成長した?
見た目の成長が著しいですが、行動面でも嬉しい変化が見られているといいます。
「文太は小さい頃にほかの猫と交流がなかったせいか、甘噛みやじゃれるときの力加減がわからない様子でした。本気で噛まれることも多く、育て方に悩んだ時期も……。
あるとき、猫飼いの知人宅で文太を預かってもらったときに『うちの猫たちと仲良くしてたよ』と言われて、文太には遊び相手が必要なのかもと思ったんです。それで、文太が1才半のときに生後半年くらいのメスの保護猫・芽衣子をお迎えしました」
芽衣子ちゃんをお迎えしてから本気で噛みつくこともなくなるなど、文太くんはその後も嬉しい成長を見せてくれたようです。
「いつもそばにいてくれてありがとう。出会ってくれてありがとう」
「文太をお迎えするまでは『猫は子猫のときが一番可愛い』と思っていましたが、『常に今が最高に可愛い』ということを知りました。
猫をお迎えするというのは大変なことがいろいろとあり、それはこれからも変わらないと思います。それでも、朝起きると隣で“ヘソ天”して寝ていたり、膝に飛び乗って抱きついてきたりすると、たまらなく愛おしくなります。
文太と芽衣子には、『いつもそばにいてくれてありがとう。出会ってくれてありがとう。優しくてありがとう。可愛くてありがとう』と、日々感謝の気持ちです」
取材・文/凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年8月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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