猫が好き
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「あのとき助けて頂いたウニです」 港で保護された子猫、先輩猫と一緒に成長した1年後のビフォーアフター姿にほっこり
飼い主さんが「あのとき助けて頂いたウニです」と投稿した2枚の写真には、保護猫だったモトコちゃんの成長を感じるビフォーアフターの様子が収められていました。
まずこちらは、推定生後2〜3カ月ごろだというモトコちゃんの姿。飼い主さんがとうもろこしご飯の仕込みで皮をむいているときに、足元からじーっと見つめている姿を撮影したのだそうです。
それからおよそ1年後のモトコちゃんの姿は……。
モトコちゃんは推定1才3カ月に!
体が大きくなって目の色も変わり、すっかりおとなの雰囲気が出ているモトコちゃん。成長ビフォーアフターについて、飼い主さんは次のように話します。
「『立派に大きくなったねぇ……』という感動が大きいです。あとは、目がキトンブルーからゴールドへ変化して目力が強くなってます。圧がすごいです」
モトコちゃんとの運命の出会い
飼い主さんはバイクが趣味だそうなのですが、そのバイク繋がりでフォローしていたほかのXユーザーのリツイートで、モトコちゃんの存在を知ったのだとか。
「保護主さんが港で釣りをしていたそうなのですが、近くに停めてあった車の周辺から鳴き声が聞こえ、近づいてみたら子猫がぽつんといたそうです。それが、モトコでした。
その日は午後から雨予報で、周囲にはカラスもいたのでとりあえず保護したものの、ご家族に軽い猫アレルギーの方がいたそうで。里親になってくれる方を探していたようでした」
飼い主さんの投稿にある「あのとき助けて頂いたウニです」という文言は、そのときのネタなのだとか。飼い主さんは今でも保護主さんと連絡を取り、時々会う間柄になったようです。
モトコちゃんはどんなコ?
「ヨルハが手のかからない優等生なのですが、モトコも負けないくらい優等生に育ちました。面倒見の良い先輩猫と、その教えを素直に聞けるモトコの性格のおかげだと思っています。
猫らしい粗相が全然なく、『もう少し人の手を煩わせてくれてもいいのよ!?』と思ってしまいます」
「お迎えしてすぐはわからなかったのですが、実は長毛さんで、ゴージャスなかぎしっぽをもっふもっふ揺らしながら歩いています」
自由に“猫生”を謳歌させてあげたい
そんな2匹の存在について、「自分にとって猫たちは神様のような存在です」と話す飼い主さん。そっと寄り添ってくれて、あたたかいもふもふで癒してくれて、おもしろい姿で和ませてくれる2匹に、「寝床や食事などの住まいやおもちゃを提供するだけで、こんなたくさんの恩恵をいただいていいのか」と思うそうです。
「ヨルハもモトコも親猫に存分に甘えられず外の世界に放り出されてしまって、小さいのにたくさんの恐怖や不安を感じたと思います。2匹とも保護主さんがすぐに見つけてくださったから幸い怪我も病気もなく、今の毎日が過ごせています。
助けていただいたご厚意を無駄にしないよう、このおうちでは毎日自由に“猫生”を謳歌できるよう尽くしたいと思っております。親猫に甘えられなかった分、いっぱい甘やかしてあげたいです」
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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