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「しっぽがちょっとだけ茶色い白猫」だった保護猫兄妹→1才になると「立派な笹かま猫」に! 毛色の変化にびっくり
まずこちらは、生後4カ月のころに撮影した噛太郎くんとたま子ちゃんの様子です。飼い主さんは2匹と保護猫の譲渡会で出会ったそうですが、当時の2匹の印象は「しっぽがちょっとだけ茶色い白猫」だったそう。
そんな2匹は、生後5カ月ごろから顔と背中が少しずつ茶色になり始めたのだとか。そして、1才のころには……。
1才のころには、「立派な笹かま猫」に!
「毎日ふたりを見ていたせいか当時は毛色の変化をあまり感じませんでしたが、子猫時代の写真を見ると白さに驚きました。何色になっても最高にかわいい兄妹です。
実は、ふたりをお迎えしてから、Xで『笹かま猫』という言葉を知りました。Xで笹かま猫の飼い主さんたちと知り合い、みんな子猫のころは白猫で成長に伴い毛色が茶色くなったとお聞きして、『うちと同じだ』と思いました。
笹かま猫は、“こんがりおいしそう”で最高にかわいらしい柄の猫ちゃんだと思います」
保護猫だった2匹との出会い
そんなある日、勤めていた職場を退職することになり、「やりたいことをやろう」とついに決心。家族を説得して猫と暮らせる物件に引っ越し、猫の譲渡会を調べて足を運ぶことにしたといいます。
「噛太郎と妹猫のたま子は一緒に譲渡会に出る予定でしたが、たま子は直前に体調を崩してしまって入院していたんです。トライアル中、元気いっぱいで甘えん坊な噛太郎の様子を見ていて、たま子も一緒に“兄妹”で暮らせたらお互いに幸せかもしれないと思うようになって。
とても悩みましたが、『妹猫のたま子もお迎えしたい』と保護主さんに相談したところ快諾してもらい、次の譲渡会の日にたま子と会ってトライアルに申し込んだんです」
当初は1匹だけお迎えする予定でしたが、飼い主さんは「抱き合って幸せそうに寝るふたりの姿を見ると、兄妹でお迎えして本当に良かった」と思ったそうです。
噛太郎くんとたま子ちゃんは、「世界で一番愛しい存在」
それから月日は流れ、2匹は現在5才のおとなの猫に。魅力あふれるコたちに成長したといいます。
「噛太郎は、しぐさや鳴き声がちょっと変わっているコです。毛づくろいのときにはなぜか『V字開脚』をしたりと、私たちを笑わせてくれます。たま子は、猫にも人にも優しいコで、よく私の手足や顔をなめてくれます。
そんなふたりは、ケンカもするけれどお互いになくてはならない存在のようで、よく一緒に行動しています。ふたりでしっぽをボワボワに膨らませて、ふたりにしかわからないルールで本気で追いかけっこをしていたり、仲良く抱き合って寝ていたり。そのような姿を見て癒されています」
「噛太郎とたま子は自分の子どものようであり、人よりもずっと崇高で尊い存在にも感じています。
猫の寿命は人よりも短いので、『私の寿命を分けられたらいいのに』といつも思っています。ふたりには、とにかく健康で長生きしてほしいです」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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