猫が好き
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お迎え初日、柱の陰に隠れる“警戒心MAX”の保護子猫に「長期戦を覚悟した」→家族になって4年目、少しずつ変化が
この写真は、生後6カ月のがんもちゃんが飼い主さんの家に来た日の夜に撮影した一枚。保護主さんに連れられてやってきたそうですが、がんもちゃんの様子から警戒心が伝わります。撮影時はどのような状況だったのでしょうか。
「家に着いて捕獲機の扉を開けた瞬間に、がんもちゃんは猛ダッシュで部屋の一番奥へ行き、ベッドの下へ避難しました。いきなり保護されて、動物病院に連れて行かれ、その後は知らない場所に連れて来られて、それは不安だろうし人間に不信感満載だよなぁと思いました。
でも、柱に隠れきれてない感じが可愛いし、『家政婦は見た!』のようだなと微笑ましく見ていました。ただ、『思った以上に警戒心が強そうだな』と、このときに“長期戦”を覚悟しました」
がんもちゃんとの出会い
そんな飼い主さんは、あることをきっかけに再び猫との暮らしを始めようと思ったそうです。
「2020年末、母の急逝がきっかけで生活を一新しようと思い、そのタイミングで猫をお迎えすることにしました。ペット飼育可の物件に引越しを済ませ、里親募集サイトを眺める日々でした。
ひとり暮らしだとハードルが高そうだと弱気になっていたところ、がんもちゃんの写真に一目惚れ。問い合わせた翌日に会いに行き、あれよあれよと話が進み、その日の夜に我が家へお迎えとなりました」
がんもちゃんはどんなコ?
しかし、がんもちゃんは人の食べ物が目の前にあっても一切手を出さず、飼い主さんは驚いたようです。
がんもちゃんと家族になり4年目に突入 現在の様子は?
「ここ1年はだんだん甘えてくるようになったり、50cmくらいの距離ですが隣で寝てくれるようになったり、少しずつですが仲良くなれているのではないかと思います。
あと、『遊んでほしい』とか『外を見せて』とか強く要求するときに、不思議なのですが“にゃんぐー”と鳴くのが可愛いです」
「少しずつのんびりゆったり、穏やかに仲良くなっていけたら」
そんながんもちゃんとのこれからの暮らしについて、飼い主さんはこのような思いを語っています。
「数年経ってもまだまだ距離はありますが、少しずつのんびりゆったり、穏やかに仲良くなっていけたらいいなと思っています。
いつかは一緒のお布団で、腕まくらして眠りたいです。がんもちゃんからのOKが出るまで、日々精進です」
取材・文/凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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