担当編集が語る! 大人気WEB漫画『ムギのころ』を10倍楽しく読む、ここだけのウラ話vol.9【番外編】
WEB・漫画アプリ「コミックDAYS」にて連載中の猫育て漫画『ムギのころ』。
今までそのウラ話をこっそりお届けしてましたが、今回は【番外編】として『ムギのころ』のエピソード「術後のこと」からちょっぴり感傷にひたってしまった個人的なお話になります。
避妊手術後のムギ。その姿に担当編集が感傷的になったわけとは。
エピソード「術後のこと」では、エリザベスカラーを付けた姿のムギが描かれました。当時私はその姿を見てちょっぴり辛い気持ちに。というのも、その頃、我が家の猫「いな」も、ある病気で手術をしてエリザベスカラーを付けていたからです。いなはカラーを付けての生活がとても苦痛そうで、ご飯もうまく食べられず、移動中もしょっちゅうカラーをぶつけていました(ご飯は基本、手からあげていました)。
術後服は腰を抜かすほど苦手なので、このままカラーで我慢させるしかないのかなと気持ちは沈むばかりでした。
プラスチック製から布製のカラーに。
ところがある日、布製のエリザベスカラーがある事を知り、早速注文。これがたいそう優れもので、壁やドアにカラーがあたっても柔らかく折れ曲がるだけで負荷がかからず、ご飯もかなり食べやすくなりました。また尻尾くらいなら毛繕いもできて以前より快適な生活を送れるように。これ以降、体の方も順調に回復し、今ではカラーもとれて相方の猫とプロレス三昧の毎日です。
リアルムギちゃんはカラーをしてなかった。
ところで漫画のムギはカラーを付けていたのですが、片倉家のリアルムギちゃんは、カラーではなく術後服を着ておりました。90年代と現代の猫医療技術の違いですね。
「ムギのころ」ウラ話【番外編】いかがでしたでしょうか。実は我が家のいなは、もともと片倉さんが保護した猫なのです。「ペン太のこと」でもその事は描かれているのですが、今ではかけがえのない家族になっております。また機会がありましたら、「ムギのころ」ウラ話【番外編】でお会いできればと思います。それでは。