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「猫」つながりの仲間!? 猫と大熊猫(パンダ)が似ている理由4

今、何かとブームの「パンダ」ですが、漢字で書くと「大熊猫」。もしや「猫」の仲間なの!?
気になった編集室スタッフは、その謎を解明するべく、専門家と飼育員さんを訪ねることに……!
そこで明らかになったまさかの共通点をご紹介します。

※この記事に出てくる「パンダ」は「ジャイアントパンダ」を指し、「大熊猫」と表記しています。

「猫」と「パンダ」はココが似ている!

解説をお願いした動物行動学の専門家・今泉先生と「アドベンチャーワールド」のパンダ飼育員さんに尋ねたところ、「猫」と「パンダ」には生態的にたくさんの共通点があるそうです。
その中でも厳選した4つについてくわしく教えていただきました!
写真提供/MIMOE
↑Instagramでも人気❤ のパンダ小町ちゃん(メス・1才)
写真提供/アドベンチャーワールド
↑和歌山県にある「アドベンチャーワールド」のアイドル! 結浜(ゆいひん)(メス・1才)❤

1.高いところが好き❤

猫は単独で行動する動物なので、自分で自分の身を守るため、高いところに登る習性があります。パンダも、猫と同じように単独行動の動物なので、木に登ることが大好き。猫と比べると体がはるかに大きいにもかかわらず、木の上で寝たりくつろいだりしている姿がよく見られます。
写真提供/MIMOE
写真提供/アドベンチャーワールド

2.爪の剥がれ方が同じ!

猫とパンダの爪は、さやが何層にも重なっているような構造になっていて、とても丈夫。そのため、壁面
などに引っかけるだけで木にもラクラク登れます。外側の古い爪が剥がれると、内側から鋭い爪が現れるしくみになっています。この剥がれ方もそっくりなのだとか。
↑こちらが猫の爪
写真提供/アドベンチャーワールド
↑こちらはパンダの爪

3.「オヤジ座り」をする

猫は腰を落として後ろ足を開いた「オヤジ座り」をすることがあります。骨格上、スコティッシュフォールドがこの姿勢をとりやすく、「スコ座り」と呼ばれることも。「アドベンチャーワールド」のパンダ飼育員さんによると、「パンダは竹を食べるときなどリラックスしているときによくします」とのこと。
写真提供/アドベンチャーワールド

4.頭が入れば狭いところもスルスル~

猫の骨格を正面から見たとき、一番幅が広いのは頭蓋骨。その幅に首から足までの骨が収まるようになっているので、頭さえ入ればちょっとした隙間でも通り抜けられるのです。パンダの骨格も、見た目の印象とは異なり、ほっそりとしています。そのため、遊具の隙間なども軽々通れるのです。
パンダもこんな狭いところをスルッスル~
いかがでしたか?
猫とパンダの共通点はまだまだあるそうですよ。
パンダを見かける機会があったら、猫に似ているか観察してみてくださいね。



企画協力・パンダ写真提供/アドベンチャーワールド
パンダ小町ちゃん写真提供/MIMOE
出典/「ねこのきもち」2018年9月号『猫と大熊猫が似ている8つの理由』
文/Margot
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