猫が好き
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作者の片倉さんへ7つの質問をぶつけてみた結果…。大人気WEB漫画『ムギのころ』ここだけのウラ話【最終回・特別編】(2話公開中)
最終回ウラ話は、作者・片倉真二氏への直撃インタビュー!
片倉氏:
「ダンボールでトマト部屋の力士たちが個室を作る回です。この回で、彼らが力士という近寄りがたい存在ではなく、お金のない若者達がなんとか工夫して猫も生活も楽しむという人間味が出せはじめた気がします」
片倉氏:
「活火山ですね。昔勤めていた会社の後輩がモデルなんです。 ちなみにめぐみとナスちゃんとみつばちゃんは、昔僕がキャラクターデザインを担当した某ゲームのキャラがモデルです。あ、もちろん、きちんと許可は貰ってますよ(笑)」
片倉氏:
「アアー、これ次に描こうとしたネタです。ムギもポーも週替わりで人間の序列が変わるのです。 漫画の中で仮に序列をつけるとすれば
ムギ:1位おかん 2位めぐみ 3位ポー 4位自分 5位お父さんその他
ポー:1位おかん 2位自分 3位その他
になるでしょか」
片倉氏:
「キャラクター達が勝手に動いてしまうので、キャラ達と相談です。血沸き肉躍る熱血ストーリーに乗せようとしても、すぐに別のストーリーに丸め込まれそうです」
Q5: ムギちゃん、ポーさん以外の猫は登場しますか。
片倉氏:
「わかりません。流れによれば出るかも知れません」
片倉氏:
「適当さですね。あの時代は猫も勝手に外に出て勝手気ままにそこらへんで喧嘩したり寝たり、よその家でおやつをもらってたりしたものですが、今ではありえないですよね。主人公のやっていることは、この時代では最先端の飼い方だと思います。」
片倉氏:
「猫は決して思い通りに動かないという所です。今回はフィクションであるが故に、型にはめようとしても「本物の猫の動きと違う!」と思い、直し直しの連続。いつも悩みます。『ムギのころ』の前にノンフィクションの猫漫画(※)を描いていたので、猫の自由さをフィクションに置くのは本当に難しいです」
※飼い猫ペン太の生涯を描いた『ペン太のこと』全10巻
さらに!「ねこのきもち」WEB MAGAZINEへメッセージ
片倉氏:
「『ムギのころ』はいつでも、だれでも、どこからでもというモットーを大切にマイペースで描いております。お好きな肴で日本酒を飲みつつ、ながら読むするなどの脱力アイテムとしてどうぞ。幽体離脱してご先祖様とかに会えます」
『ムギのころ』はまだまだ続いていきますので、ムギやポーの今後が気になる方は、ぜひ「コミックDAYS」をのぞいてみてください。数カ月の間でしたが、本当にありがとうございました!
『ムギのころ』担当編集:S岡
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