猫が好き
UP DATE
もしも、猫があの"おとぎ語の主人公"だったら…?考えてみた!
猫本来の行動に基づいた、奇想天外な新しい物語を哺乳動物学者の今泉先生と一緒に考えました。イラストは、ねこのきもちWEB MAGAZINEで漫画連載中「もふもふスコたん」の猫野さん作です♪
どうぞご堪能あれ!
―もしも「ジャックと豆の木」のジャックが猫だったら―
魔法の豆を庭に投げ入れた次の日、ニョキニョキと伸びた木を上るシーン。
もしもジャックが猫だったら・・・
目的を忘れ、夢中で爪とぎ!
猫は獲物をとらえるためにいつも爪を磨いておく習性があります。
飼い猫なら爪とぎ器ですが、外で暮らす猫なら木で爪とぎをするのが一般的。ということは……もしも目の前に大きな木が現れたら、ここぞとばかりに爪とぎし始め、夢中に……。木に上ることなど忘れてしまうかもしれませんね。
では、次のお話にいってみましょう~!
―もしも「三匹の子ブタ」のブタが猫だったら―
自立のために母に見送られた3匹の子ブタはそれぞれ藁(わら)、木の枝、レンガを使って家を作ります。しかし、藁で作った長男の家が狼に吹き飛ばされるのですが。
もしも、長男の子ブタが子猫だったら・・・
吹き飛ばされても余裕しゃくしゃく⁉
猫は、物事が自分の思うようにいかず失敗しても、すぐに忘れてしまう生き物。
たとえ藁を使って大事に作った家でも、一度吹き飛ばされてしまえば最後、すぐに家のことを忘れてしまうでしょう。
そして、三男が作った何度吹き飛ばされても壊れないレンガの家に、三男がいないすきに移動して、ゆっくりくつろいじゃうかも!
ーすごい!(笑)
猫はいつも予想外な行動で私たちを和ませてくれる存在ですが、おとぎ話の主人公になっても楽しませてくれるものですね! みなさんもいろんなお話で妄想してみてくださいね♪
参考/ねこのきもち19年3月号「もしもあの物語の主人公が猫だったら?」(監修:今泉先生)
文/ねこのきもち編集室
イラスト/猫野ココ
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE