茶色ベースに黒いしま模様がかわいらしいキジトラ。今回は、そんなキジトラにまつわるトリビアを3つご紹介します!中にはキジトラの名前の由来など、意外なものも……。トリビアを知ることで、キジトラへの愛がますます深まるかもしれません♡
トリビア① キジトラの本名は「マッカレルタビー」
「キジトラ」という名前は、日本で付けられた呼び方です。鳥のキジに色・柄が似ていることから、このような名前になったそう。では、キジトラの本名は何というのでしょう?それは「ブラウン・マッカレルタビー」、もしくは「ブラック・マッカレルタビー」。魚のサバ(mackerel)に模様が似ているため、専門的にはそう呼ばれています。
ちなみに茶トラは「レッド・マッカレルタビー」、サバトラは「シルバー・マッカレルタビー」というそうですよ!
トリビア② キジトラの数はとても多い!
キジトラは、日本の猫の中でも特に多い毛柄。なんと「ねこのきもち」読者が飼っている猫のうち、約20%がキジトラという多さなのです。つまり読者の約5人に1人はキジトラを飼っているということ!これは全毛柄の中でもっとも多い数でした。言われてみれば、確かに周りでもキジトラを飼っている人が多いような気がします!
※「ねこのきもち」2016年6月号別冊『ねこのきもちセレクション KEGARA図鑑』掲載時のデータ。
トリビア③ 飼い猫の祖先にもっとも近い!
キジトラは、飼い猫の祖先「リビアヤマネコ」ともっとも近いとされる毛柄です。リビアヤマネコは現在も中近東などに生息しており、「すべての飼い猫の起源」といわれています。キジトラはそのリビアヤマネコにもっとも近く、毛柄をつくる遺伝子の構成がほぼ同じなのだとか!確かに両者の共通点は、茶色い毛色と黒いしま模様。もしかすると見分けがつかないくらい……かもしれませんね。
ちなみにキジトラは、一般的に慎重で警戒心が強い性格といわれています。このことから、野生のリビアヤマネコと性質も似ていることが考えられます。
キジトラにまつわるトリビアを3つご紹介してきました。キジトラの本名の由来が「魚のサバ」から来ているなんて、知りませんでした!トリビアを知ることで、キジトラに関する知識が深まった気がしますね。みなさんも「なるほど!」と思えたものがあったら、周りの方にも教えてあげてはいかがでしょうか?
参考/「ねこのきもち」2016年6月号別冊『ねこのきもちセレクション KEGARA図鑑』
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。