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「節目の年齢」を乗り越え、アクティブなシニア猫を目指そう
災いが起こりやすいわけではありませんが、この時期にお世話を見直すことは、アクティブなシニア猫を目指すためには大切です!
「節目の年齢」についてあらかじめ知っておき、早めに心構えができると安心ですね。
猫の「節目の年齢」は何才?
この7才を1回目の「節目の年齢」と数えると、2回目は11才、3回目は15才が該当します。
そのため、猫には合計3回ほど「節目の年齢」が訪れると考えられます。
1回目の節目年齢【約7才】
また、まだまだ好奇心旺盛な時期なので、積極的に遊んであげることも大事です。
2回目の節目年齢【約11才】
見た目には大きな変化が見られませんが、運動機能が衰えてくるので、動きが鈍くなったと感じることがあるでしょう。寝る時間が増えるので、ゆっくり過ごせる場所を増やしてあげることが大切です。
3回目の節目年齢【約15才】
筋力が低下し、1日のほとんどを寝て過ごすようになります。感覚器が衰え、なかには認知症の症状が見られる猫も。また免疫力が落ちるため、感染症のリスクが高まり、病気が治りにくくなります。穏やかな日々を過ごせるよう心がけることが必要です。
「節目の年齢」に突入したら、まずはフードを見直そう
猫の年齢や体調に合わせて、機能や形状などを考慮してあげましょう。
食欲が落ちている猫には、ニオイを強くするためにフードを温めるなど、食欲を刺激させる工夫が必要です。
また猫の食べ方の変化に気づけるよう、食事時は観察してあげるとよいですね。
足腰が弱るので、トイレに工夫をしてあげよう
粗相の原因にもつながるので、トイレをまたぎやすいよう工夫してあげましょう。
ステップ台を横につけたり、たたんだタオルをトイレの脇に置いたりして、段差を小さくしてあげるとよいでしょう。
健康管理の方法を見直してみよう
また、かかりつけの動物病院だけではなく、自宅から近い動物病院を探しておくことも大切です。シニア期には急に体調を崩すことがあり、また移動時間が長いと猫のストレスを増やしてしまう原因にもなります。事前に近くの病院を見つけておくことで、万が一のときにも安心して対処できるでしょう。
節目ごとにお世話をしっかりと見直すことが、猫にとっての「厄払い」になるのでしょう。
文/nishiyuka
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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