猫が好き
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ほとんど鳴かない猫が鳴くようになったワケ。猫の鳴き声の疑問にお答えします
現代の猫が鳴くようになったのはなぜ?
ところが、飼い猫として人と暮らすようになると、「飼い主さんに自分の気持ちを伝えるためには、声を発したほうが有利」だと学び、よく鳴くようになったのです。
そんな現代で暮らす猫たちの鳴き方には、飼い主さんが「どうして?」と疑問に思うことも多いようです。ここからは、猫の鳴き方にまつわる、飼い主さんの疑問にお答えします!
人がしゃべっているような鳴き方をするのはどうして?
愛猫がまるで人がしゃべっているような鳴き方をするのは、以前そのような鳴き方をしたときに、飼い主さんが喜んだりかまったりしてくれたのが嬉しかったからでしょう。
「かまって欲しい」という気持ちを、以前の経験から鳴いてアピールしているのです。
応えたくない「要求鳴き」は無視して!
成長とともに鳴かなくなるのはなぜ?
しかし、甘えん坊な飼い猫は、成猫になってもよく鳴くので、「大きくなるにつれて鳴かなくなる」とは、一概にいえないかもしれません。
猫も声変わりするんです!
子猫時代は「ミャー」と甲高く鳴きますが、1才くらいで「ニャー」と標準の声で鳴くように。年を重ねるにつれ、太く低い鳴き声になっていくこともあります。
猫によって鳴く頻度に違いがあるって本当?
たとえば、飼い主さんへの依存心が強く、積極的な性格の猫は頻繁に鳴く傾向があり、独立心が強く、控えめな性格の猫はあまり鳴かないのだとか。
猫種によって鳴く頻度は異なる
愛猫の声に耳を傾け、寄り添って!
愛猫がよく鳴くタイプでも、あまり鳴かないタイプでも、声を発するときは、飼い主さんに何か伝えようとしているのです。
愛猫の声に耳を傾け、その気持ちに寄り添ってあげてくださいね!
「ねこのきもち」2018年2月号『鳴く 寝る 乗る 舐める 臭/匂う(嗅ぐ)よくする行動の謎にせまる!猫を解き明かす5つのN』(監修:哺乳動物学者 川崎市環境影響評価審議会委員 「ねこの博物館」館長 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
文/ishikawa_A
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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