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猫にとって飼い主さんは○○な存在? 安心している猫の行動も解説!
ゴハンを用意して身の回りのお世話をしてくれたり、一緒に遊んでくれたりする飼い主さん。そんな飼い主さんのことを、猫はどういう存在だと感じているのでしょうか。
今回は、猫が飼い主さんのことを「○○と思っている」可能性を解説。また、飼い主さんのそばで安心しているときの猫の行動について、先生にお聞きしました!
じつは親と思っている?

子猫は、親猫からミルクをもらい排泄のお世話をしてもらったり、毛づくろいをしてもらったりします。また、子猫は親猫にすり寄って、して欲しいことをアピールします。
これらの親猫の行動は、飼い主さんが愛猫にしていること。飼い主さんは愛猫にフードを与え、トイレのお世話をし、ブラッシングを行なっているでしょう。
そんなことから、飼い主さんを親と思っている猫もいるようです。
飼い主さんは大きな猫?

英国の行動学者ジョン・ブラッドショーによると、人間に対する猫の行動は、ほかの猫に対する行動と変わらないそうです。そのため、猫は飼い主さんのことを「大きな猫」と思っているという説が……。
成猫になってから飼われた警戒心の強い猫だと、飼い主さんになかなか馴染めないこともあります。そんな猫にとっては、飼い主さんは「親猫」というより「お世話をしてくれる人(猫)」と思っているのかもしれません。
飼い主さんといると安心できる♡そのときの行動は?

かけがえのない存在である飼い主さんと一緒にいるとき、愛猫はとても安心しているそうです。そんなときに見せるしぐさや行動を「ねこのきもち獣医師相談室」の先生に聞いてみました。
ごきげんなサイン♡
甘えたような表情を見せ、喉をゴロゴロと鳴らしたり、お腹を上にして眠ったり、また、すりすりと擦り寄ったり、足をフミフミしたりします。
喉をゴロゴロ鳴らすのはリラックスして気分が良いとき。柔らかいお腹は、猫にとっては急所なので、心を許している人にしか見せません。ですから、お腹を見せてくれたということは、「心を許しているよ」というサインです。
飼い主さんに擦り寄るのは、外から帰ってきた飼い主さんが知らないニオイをつけているので、自分のニオイをつけて安心したいからなんです。
足をフミフミするのは、子猫の頃に、母猫のおっぱいを飲んでいた頃の名残。大好きな飼い主さんに母猫を思い出し、フミフミしながら甘えているのでしょう。
ちなみに、飼い主さんを親猫と思っているのであれば、その逆に、自分を人と思っている猫もいるの? という素朴な疑問に対しては、「いるかもしれないけど、だからといって飼い主さんに対する態度は変わらないですよ♪」という回答を頂きました!
飼い主さんのそばにいることで、愛猫が安心して過ごしてくれたら嬉しいですよね。飼い主さんは、ときには親、ときには大きい猫!? になり、愛猫とよい関係を築いていきたいですね。
ねこのきもち WEB MAGAZINE「飼い主=大きな猫!? 猫にとって飼い主はどんな存在?」
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『飼い主=大きな猫!? 猫にとって飼い主はどんな存在?』(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/ishikawa_A
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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