がっしりとした体型の猫もいれば、すらりとしたスレンダー体型の猫もいます。本記事では、コビー・セミコビーとオリエンタルの体型に分けて、10種の猫を紹介します。それぞれの性格や特徴、魅力をみていきましょう。
【がっしり体型】コビー・セミコビーの猫たち
まずは筋肉質でがっしりとした体型をしているコビー、コビーよりも四肢や胴体、しっぽがやや長いセミコビーに分類される猫たちをみていきましょう。
エキゾチックショートヘア
エキゾチックショートヘアは大きく丸い顔、くりっとした瞳、つぶれて上を向いた小さな鼻が印象的な猫。被毛の長さ以外はペルシャの外見にそっくりです。おだやかな性格で、静かに過ごすことを好む傾向がある一方、遊び好きで好奇心旺盛な一面も。
バーミーズ
バーミーズは小柄でありながら筋肉質ながっちりとした体、短く絹のような光沢の美しい被毛が特徴の猫です。性格は楽天的で、社交性にも優れているといわれています。また、筋肉質な体を使って元気いっぱいに遊ぶような一面も。
ペルシャ
ペルシャは大きくて丸い顔、短くつぶれた鼻、くりっとした瞳、豊かなロングヘアが特徴の猫。さまざまなキャットショーでも一目置かれるような存在です。性格はおとなしく控えめな傾向にありますが、毛柄よってさまざまな一面が見られます。
ヒマラヤン
ヒマラヤンは耳、鼻を中心とした顔部、足、しっぽなどの体表温度の低い部分に濃い毛色が現われるポイントカラーが特徴の猫。のんびりした性格をしていますが社交性が高く、人だけでなく他の猫とも仲良くできるといわれています。
マンクス
マンクスはずんぐりとした丸い体型の猫で、しっぽがないことが特徴。キャットショーに出る猫たちはしっぽがありませんが、実は短いしっぽのある種類もいます。くりっとした目と丸い容姿がかわいらしいです。性格は比較的おだやかで、忍耐強い一面もあります。
スコティッシュフォールド
スコティッシュフォールドは前向きに折れ曲がった耳、まん丸な顔、丸みを帯びた体型が愛らしい猫。長毛と短毛があり、毛色もさまざまです。性格は穏やかで、おとなしい傾向にあります。飼い主さんにすり寄るような、甘えん坊な一面も。
【スレンダー体型】オリエンタルの猫たち
オリエンタルはコビーと対極で、四肢や胴体が細長い体型をしています。ここからはスリムな体型の猫たちをみていきましょう。
オリエンタルショートヘア
オリエンタルショートヘアは大きな耳、アーモンド形の目、スリムで引き締まった体、長い四肢などの特徴をもつ猫です。毛色とパターンは150種類以上。甘えん坊な性格で、飼い主さんと遊んでもらうことが好きな猫も多いようです。
シャム
シャムは頭部のポイントカラー、濃いブルーの瞳、円筒形の細長い体型が特徴の猫。甘えん坊な性格で人と触れ合うことが好きです。身軽でアクティブな一面もあります。よく鳴く猫ともいわれ、その姿は飼い主さんに話しかけているように見えることも。
ターキッシュアンゴラ
ターキッシュアンゴラはスラッと伸びた細い四肢、細長い胴やしっぽ、やわらかで手触りのよい被毛が特徴の猫です。性格は神経質で繊細。気難しいお嬢様のようですが、一方で人懐っこく飼い主さんに忠実な一面もあります。
コーニッシュレックス
コーニッシュレックスは大きな耳、卵形で彫りの深い顔、細長くしなやかにアーチした体型、さざ波のような縮れ毛などの特徴をもっています。他の猫たちとは違うユニークな容姿が魅力の猫です。性格は外交的でおだやか。人や他のペットとも上手に付き合えます。
がっしり体型とスレンダー体型の猫を10種紹介しました。気になる猫がいたときは、より詳しい情報をのせた猫図鑑も参考にしてみてくださいね。
※猫の体格や性格は個体差があります。
参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『猫図鑑』(監修:CFAオールブリード国際審査員 サンフラワーキャットクラブセクレタリー 高野八重子先生)
参照/Instagram
文/pinoco
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