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くさいものに興奮? 不思議だけど愛おしい「ざんねんな猫の生態」

かわいらしい容姿に優れた運動能力。完璧に見える猫ですが、なかにはちょっぴり「ざんねんな」行動や習性も。そこで、本記事ではざんねんな猫の生態についてご紹介します。クスリと笑える猫の行動や習性を知ることで、もっと猫を好きになるでしょう。

くさいものほど興奮してしまう

ハウスの中からこちらを覗く猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫がほかの猫のお尻や排泄物を嗅ぐのは、そこから性フェロモンが出ているから。人からすると「くさい!」と感じるものでも、猫はそのくささにこそ異性を感じてときめくのです。こういった癖から、猫はくさいものを積極的に嗅ぎます。

またくさいものを嗅いだあとは、ニオイを分析します。その際、猫は口を半開きにして、なんともマヌケな表情に。こういった面白い表情を見せる猫に覚えのある飼い主さんもいるのではないでしょうか?

本当の猫なで声は実は野太い

段ボールベッドの上の猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫なで声と聞くと、柔らかくて高い声をイメージする人が多いでしょう。実際、飼い主さんが猫をなでたとき、甘えながらかわいらしい声をあげることもあります。しかし、この声はあくまでも人に対するもの。

猫たちの間での猫なで声とは、異性への媚びた声を指します。猫は異性にアピールするとき、低く奥行きのある鳴き声をあげます。とくに発情期、オスにアピールするメスの鳴き声は、オットセイが鳴いているような特徴的な声。実際の猫なで声は人が思っているよりも野太く、かわいいといえるような声色ではないのです。

動物界の長距離走ではたぶんビリ

カゴに入ったラガマフィン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫というと俊敏な走りのイメージをもつ人も多いかもしれません。しかし、この俊敏さは短距離走に限ってのこと。猫は確かに瞬発力はありますが、足の爪が出し入れできるという独特の構造が走りには向いていないのです。

もし動物界で長距離走をしたら、爪をスパイクのように使って地面を蹴る犬などには勝てないでしょう。そもそも猫は集中力が続かない動物なので、長距離走をしても途中で飽きて完走すら難しいかもしれません。そんな猫も愛おしいですね。
完璧な動物に見える猫も、意外と抜けている「ざんねんな」面があります。そんな意外性も、猫の魅力なのかもしれませんね。
参考/「ねこのきもち」2017年12月号『どうしてそうなった!?不思議だけど愛おしい ざんねんな猫の生態』(監修:哺乳動物学者 「ねこの博物館」館長 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
文/pinoco
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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