黒毛と白毛のバランスが重要!?　白黒猫の性格や特徴

ひとくちに白黒猫といっても、白毛が多いタイプ、黒毛が多いタイプなど、さまざまな模様の猫がいます。白黒猫は黒毛と白毛のバランスで性格が異なるのでしょうか？今回は、Twitterで行ったアンケートをもとに、白黒猫について見ていきましょう。

アンケート結果は……「性格が違う」が多数！

白黒猫についてのアンケート結果 — いぬねこのきもち公式ツイッターでのアンケート　2020年11月13日実施　回答数34

さっそくTwitterで行ったアンケートの結果を見ていきましょう。
58.8％の人が「性格は違う」と回答したように、黒毛と白毛のバランスで性格の傾向が違うと感じている人が多いようです。
では、実際に白黒猫とはどのような猫なのか、くわしく見ていきましょう。

そもそも、白黒猫とは？

白黒猫は、一般的に「バイカラー」の一種として考えられます。
バイカラーは、単色に白色が加わって2つの（＝バイ）色が出ている毛柄のこと。毛色を1色にする遺伝子に、毛色を白くする遺伝子が作用することで、さまざまな毛柄が生まれると考えられています。
バイカラーの猫は、白黒以外だと、グレー×白、茶×白、クリーム×白などが主。サビ猫やポイントの猫もバイカラーと呼ばれることがあるようです。

性格はどうなの？

性格はさまざまで個体差が大きいものの、しいて言えば白と組み合わさっている色の猫と似ている傾向にあるよう。
そのため白黒猫なら、やや黒猫寄りと考えられるでしょう。
黒猫は、猫に関する日本で最古の記録に登場する毛柄でもあり、長い歴史をもつカラー。
黒1色のため目立ちにくく、敵に狙われる危険が少なかったためか、穏やかで友好的な猫が多い傾向にあるようです。

性格の由来を考えると、白猫っぽい可能性も……？

一方で猫の性格は、黒猫の特徴にも見られるように、いかにその毛柄が自然界において目立ちにくいか、などに左右されている傾向も。そのため、白の割合が多い猫だと、白猫の性格に寄る可能性も捨てきれないでしょう。
「黒」と違い、「白」は野生において敵に襲われやすい色。そのため白猫は、注意深く繊細な性格が多いといわれています。

白黒猫を実際に飼っている人なら、「黒猫寄りかも……」「白猫っぽい？」など、感じることもあるでしょう。猫の性格と毛柄の関係はまだまだ未知数な部分も多くあります。これからの研究結果にも注目していきたいですね。