猫が好き
UP DATE
猫以上に動揺していたのは私だった…傷ついた猫を抱え頼った先とは!?【連載】交通事故にあった猫を拾いました#07
個人で犬や猫の保護活動をしている私ですが、ある一匹の野良猫と出会ったことで
私の人生は大きく変わりました。このお話は、そんな野良猫と、家族のお話。
車にはねられた一匹の猫。
業者さんから回収されようとしていたその猫は、実はまだ生きて抵抗していて。
その現場を目撃した私の姉はとっさに声をかけ、動物病院へ連れて行ったものの、安楽死した方がいいとのこと。それを聞き、妹である私が猫を引き取りました。
その時の猫さんは呼吸は早く、口は少し開いたままでした…
そこで私が取った行動とは。
苦しそう…そうだ!お水をあげてみよう!
猫にお水をあげてみることにした私…
顔面麻痺してるのに飲めるはずがないやないのぉぉ
顔全体が麻痺してるって言われたやないの。
判断力が低下しているよ、私ぃぃぃ。
しっかりしてぇぇぇ。
ふと、猫の様子を見てみると
怒るのも当たり前やんってなるんですけどね。
意識も痛覚もない猫と獣医師の先生から言われた猫が、
こんなに激しく反応するものなんだろうか…
そして、私は覚悟を決め、ある場所へ連れて行きました。
この子は生きている!!!!
今、生きている。
だから、そばに居る私が取るべき行動はただ一つ。
いざ、セカンドオピニオンーー!!
そういう奴なんでさぁ。自分って奴は…(口調どーした)
こうして、自分が勤めている動物病院にお願いして診てもらえることに。
スタッフさん全員がもの凄く優しく、泣きそうになりました。
いつか私も…誰か困っている人がいたら優しく声を掛けれるような
そんな、そんな人に、私はなりたい!!!(何の話)
情け無い奴め
登場人物・登場犬猫

tamtam プロフィール
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
instagram:@tamtam__111
UP DATE