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すぐ抱っこはNG!? 猫が上がってほしくない場所に乗ってきたときの対処法
猫と暮らしていると、猫に悪気はなくても、飼い主さんにとって困ってしまう行動をとることがありますよね。このとき誤った対応をとると、その行動が悪化してしまうことも。今回は、猫が上がってほしくない場所に上がってしまったときの対処法をご紹介します。
猫が上がってほしくない場所に上がったときの対処法は?
猫が上がってほしくいない場所に上がってしまった場合は、猫にその場所から下りるといいことがあると学習させるのが効果的です。
例えば、猫がテーブルなどに飛び乗ったら、「下りて」と声をかけながら、おやつなどで誘導して、猫が自分から下りるように誘導しましょう。指先を近づけるなどして、猫が鼻先を近づけようとする習性を利用してもOK。
「下にいたほうがおやつをもらえる」と覚えてもらうためにも、誘導で使うおやつは猫が下りるまで与えず、下りたらごほうびに与えてください。
物を落としてしまう場合はどうしたらいいの?
物を落としたり倒したりしてしまうのは、特に若い猫がしがちな行動。
猫が触ってはいけない物は、その物が置いてある空間に猫が入らないようにするか、猫に触らせないように移動させるしかありません。高い場所であっても猫は上がってしまうため、特にガラスなど割れやすい物は、猫が落としてケガをしないように鍵付きの戸棚の中などにしまいましょう。
上がるたびに抱っこで下ろすのはNG!
上がってはいけない場所に上がったとき、つい抱っこして下ろしてしまいがちですが、これを繰り返してしまうと猫は「抱っこしてくれた」「かまってくれた」と嬉しく感じてしまいます。飼い主さんに抱っこされたくて、何度も上がるようになってしまうおそれもあるため、この対応はしないように気をつけましょう。
なお、上がった瞬間に「あ!」と声を上げるのは、タイミングがあえば効果が出るケースも。一方で、大きな声を出す飼い主さんに対して悪い印象をもってしまう可能性もあるため、しっかりと見極めて対応しましょう。
愛猫の困った行動は、騒ぎ立てずにしてほしい行動を促すことで、猫に学習してもらうことが大切です。また、困った行動をしないような環境づくりもポイント。今回ご紹介した内容も参考に、効果的な対処方法を探してくださいね。
参考/「ねこのきもち」2020年6月号『正しい対応、できてますか? クイズでチェック 猫の困った行動、そのときどうする?』(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授 加隈良枝先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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