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「やられたら、楽しもう!(笑)」名誉の負傷⁉人間不信な保護猫をお世話する上で考えていたこと【連載】交通事故にあった猫を拾いました#23

こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫とて生きていくことができなくなった、たまちゃん。

そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。

やられたぁぁぁぁぁぁ!!!!

突然叫んでしまって、ごめんなさい。(引)
これが3年前のたまちゃんと私の日常でした。

自力で食べられなくなった元野良猫、たまちゃん。
常に(たまちゃんに)狩られる恐怖とスリル…
やられたときは盛大に、そして大袈裟に…

やられたら、楽しもう!!(笑)

そう、そしてたまちゃんに嚙まれたり、引っ掻かれたりしたとき、
そんな時におかーさんは思ったんです

楽しむのです!!
痛みを!!
生きてる痛みを!!(笑)


どうせやられるんなら、楽しんでしまおう。
そんな気持ちでたまちゃんにやられたら
子ども達に名誉の傷と見せびらかしていたおかーさん。
大袈裟に、家族にかまちょする、おかーさん。

そんなこんなで、アウトとセーフを繰り返しながら
たまちゃんの食介助や、身の回りのお世話をしていました。

そうしていると娘がある日、言いました。

のんちゃんが言った「やられた」

『ママ、のんちゃんやられたの。

…蚊に』

!?!?!?!?!

蚊ぁぁぁぁぁぁっっ

『おのれ・・・うちの娘に手ぇ出しおってぇぇぇぇ!!!!』

蚊にやられるという、新表現

やられてもやり返せない、親子なのでした。

登場人物・登場犬猫

ねこのきもちWEB MAGAZINE/連載「交通事故にあった猫を拾いました」

tamtam プロフィール

動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。

instagram:@tamtam__111
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