便を、トイレのすぐ近くの床でするようになりました。なぜでしょうか。

排便をトイレでしなくなる場合に考えられる原因としては、トイレで排便することに対する警戒心が芽生えてしまった場合（たとえば便をトイレでしていたときに何か不測の事態（たとえばトイレの傍で不意に大きな音がしたり、排便時に予期しないような痛みがあったり、出た便が毛に絡まってうまく下に落ちずに非常に不快な思いをしたり、など）がおこったり、トイレの傍を別な猫や人間が通りかかることが増えたり、また多頭飼育の場合には別な猫がそのトイレでの排泄をするようになったりすることなど）や、体調の影響、またまれに怪我や病気などでトイレ内で排便の姿勢がとりにくくなり、仕方なく外で排泄するようになる場合など、さまざまな原因が考えられます。猫の体調や周りの環境などを見直し、何が原因なのかを推測して、改善するよう対応されてみてはいかがでしょう。

ミックス|♀|0歳3カ月

監修／ねこのきもち相談室　担当獣医師