猫と暮らす
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猫が甘えているようなしぐさを見せたら? 上手な受け止め方と注意点
猫が飼い主さんに近づいてくるのは、「自分に関心を向けてほしい」というアピールです。スキンシップの絶好のチャンスでもあるので、やさしくなでたり声をかけたりして応えてあげましょう。
今回は、猫が“甘えているようなしぐさ”を見せたときの受け止め方や注意点についてご紹介します。
猫が“甘えているようなしぐさ”を見せたときの受け止め方
猫が甘えているようなしぐさを見せたときは、以下のような方法で応えてあげるといいでしょう。
スキンシップをする
スキンシップが好きな猫なら、飼い主さんとのふれあいは大きな喜びになります。タイミングを見計らって毎日スキンシップをして、たくさん愛情を伝えてあげましょう。
ただし、猫によってスキンシップの好みは異なりますので、初めはいろいろなスキンシップを試し、猫が好きなスポットや触られ方を探してあげると◎
やさしい声で話しかける
スキンシップが苦手な猫の場合は、声をかけてあげるだけでも飼い主さんの愛情が伝わります。低い声や大きな音は威嚇を連想してしまうので、やさしい声でゆっくり話しかけてあげましょう。
猫の「もうやめて」のサインに気付くことも大切
スキンシップ中などに猫がしっぽをパタパタと振ったり、耳が外向きになってきたりしたら、それは「もう満足だからやめて」というサインです。
猫はもともと単独で行動する動物なので、かまわれすぎるとストレスを感じてしまいます。無理にスキンシップを続けると噛まれてケガをするおそれもあるので、猫の様子をよく確認して、やめどきを見極めることも大切です。
猫の気持ちに寄り添ったコミュニケーションで絆を深めよう
なお、猫は遠くから飼い主さんを見つめて、「自分の存在に気付いてほしいな」という気持ちをアピールすることもあります。もし遠くにいる猫と目が合ったら、ゆっくり瞬きを返してあげましょう。猫の世界ではゆっくり瞬きする=敵意がないことをあらわすサインなので、安心感を与えられます。
このように、猫の気持ちに寄り添ってコミュニケーションを取れば、猫との暮らしが今よりもっと楽しくなるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2017年06月号『一緒に暮らすことがもっともっと楽しくなる ねこと私のHAPPY100』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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