猫と暮らす
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猫は『頼み事』をしたいとき、どんなサインを見せるのか?徹底解説
猫が頼み事をするときに見せるサインは?
「飼い主さんに何かしてほしいことがあって猫が頼み事をするときは、ニャーとはっきりとした声で鳴いたり、飼い主さんにお腹を見せて体をよじらせることがあります。鳴き声は、子猫が母猫にお世話をしてほしいときの鳴き声に似ています」
猫が見せる頼み事とは、どんなこと?
「『ごはんが食べたい』『甘えたい』『遊びたい』などの飼い主さんへのリクエストが多いでしょう。また、子猫気分になって母猫を求めるような気持ちのときにも、鳴いて知らせることがあります。
具体的なシーンでは、たとえば猫がいつも食事をする場所でニャーと鳴いてみたり、鳴きながらフードのある場所に誘導するときなどは、フードをおねだりしているのかもしれません。
このほかにも、飼い主さんにお腹を見せながら体をよじってクネクネとする場合は、相手が警戒する必要のない仲間だと認識して、遊んでほしいと誘っていると考えられます。このときの猫はリラックスしているので、気分もウキウキしているでしょう」
頼み事が上手な猫の特徴は?
「そうですね。たとえば、過去の経験から『こうしたら飼い主さんが頼み事を聞いてくれた』とさまざまな方法を学習している猫は、おねだり上手だと思います。また、自分から飼い主さんにスリスリして甘えたい欲求をしっかりとアピールする猫も、おねだり上手だといえるでしょう」
頼み事が上手ではない猫の特徴は?
「人と一緒に暮らし始めたばかりでまだ頼み方を覚えていない猫や、性格的に臆病だったり警戒心の強い猫は、上手におねだりができないことが多いのではないでしょうか」
「飼い主さんへの頼み事が上手ではないような猫は、こちらから声をかけたり触りにいったりすると警戒してしまうことが多いです。ゆっくりと落ち着いて、まずはそのコの動きを観察するようにしましょう。
時間はかかってしまうと思いますが、そのコが出す小さな動きに気づくことができると思います。そのうえで、どんな対応をしてあげるとよいか考えてあげましょう」
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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