飼い猫が一番のりやすいのが人のひざの上。
今はなかなか猫が寄ってこないという飼い主さんは、フードを上手に活用してひざのり猫を目指しましょう!
おやつタイムがチャンス!猫をひざに近づけるコツは?
愛猫が好きなおやつを小皿にのせて持ち、飼い主はソファに座るのがおすすめ。なめるタイプの液状のおやつがよいでしょう。おやつを入れた小皿を猫に見せて、ソファの座面に「おいで」と指でトントンと指示します。ソファにのったらおやつのニオイを嗅がせててひざに誘導します。後ろ足までひざの上にのったら、小皿のおやつをすべてなめさせます。
粒のおやつを使って、1粒ずつ与えて近づかせる方法も。
固形やドライフードなどの粒状のおやつが好きな猫には、なるべく小さめに割って、1粒ずつ与えては近づかせます。飼い主は床にあぐらをかいて、ひざ上にはあたたかなひざ掛けをふわりとのせましょう。おやつの粒を猫に見せて、少しずつひざへと誘います。ひざ掛けの上に、おやつを1〜2粒置いて食べさせ、あぐらのくぼみに猫がのったら成功!
ひざのりの猫の気持ちは、「安心」している?
あたたかいクッションの上にのっているような気持ちになっている、ひざのり猫。ひざにのっている時にやさしく猫をなでてあげると、まるで母猫になめられている子猫の気分になり、うっとりと心地よさそうにしていることでしょう。
猫との幸せなスキンシップを増やして、よりお互いの絆を深めてくださいね。ひざにのったら、お腹や背中もチャレンジしてみては?
出典/「ねこのきもち」12月号『愛猫を“のり猫”にしたい!』
文/阿部康子