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愛猫の食欲がなくて心配…可能性のある「4つの病気」とは?
愛猫の様子を日頃からよく観察していると、いつもと違う「異変」に気づくこともあるでしょう。その異変は、病気のサインかもしれません。
もし「いつもより食欲がなくなった」というのであれば、下記で取り上げる4つの病気を疑ったほうがいいでしょう。
もし「いつもより食欲がなくなった」というのであれば、下記で取り上げる4つの病気を疑ったほうがいいでしょう。
①食べようとしてすぐやめる場合→「口内炎」の恐れが
口内炎になると、口腔内に激しい痛みを伴うため、ゴハンを食べられない状態に。そのため、食べる体勢になってもすぐにやめてしまいます。
そのほか、口臭がしたり、よだれの量が増える症状が見られることも。
そのほか、口臭がしたり、よだれの量が増える症状が見られることも。
②口を開けにくそうにしている場合→「顎関節炎」の恐れが
顎関節炎は、あごを開ける際に痛みを感じる病気。そのため、ゴハンを食べたそうにするのに、あきらめてしまうことが。
骨折や脱臼などの外傷以外に、歯の噛み合わせの悪さなどが原因と考えられています。
骨折や脱臼などの外傷以外に、歯の噛み合わせの悪さなどが原因と考えられています。
③あきらかに元気がない場合→「感染症」の恐れが
感染症は、細菌やウイルス、真菌などが原因で起こる病気。感染源によってさまざまな症状が見られますが、共通して食欲が落ちる、もしくはまったくなくなります。
とくにウイルス感染では、症状が出るまで数日から1週間くらい食欲だけがなくなることもあります。
とくにウイルス感染では、症状が出るまで数日から1週間くらい食欲だけがなくなることもあります。
④水を飲む量が増えている場合→「腎不全」の恐れが
腎不全にかかると、食欲が落ちる一方で、水をたくさん飲むようになることが。また、体重が落ちて、痩せてしまう傾向に。
腎不全とは?
腎不全とは、腎臓の機能が低下し、正常にはたらかない病気。初期症状では多飲多尿の症状が見られ、後期には貧血や嘔吐、食欲不振により痩せてきてしまいます。
治療は、食事療法でタンパク質やミネラル分の摂取量を調節したり、投薬、輸液などを行ったりします。
治療は、食事療法でタンパク質やミネラル分の摂取量を調節したり、投薬、輸液などを行ったりします。
「食欲がなくなった」は、愛猫の体に異変が起こっているサイン! 気づいたら早めに動物病院を受診しましょう。
出典/「ねこのきもち」2017年8月号『○○がある・ないのサインでわかる猫の病気』
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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