猫と暮らす
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暮らし始めは「距離感」に注意 猫との暮らしが始まったときに起こりがちなトラブルは
飼い始めの猫がフードを食べないとき
岡本先生:
「新しいおうちにやってきて環境が変化したことにより、猫の警戒心や不安感が強くなったためだと考えられます」
猫が安心できる時間帯を作る
岡本先生:
「ケージに目隠しをして、人の気配を感じない時間帯を作ってあげると良いでしょう」
ーーなるほど。猫が落ち着き安心できる時間を作るのですね。飼い始めは猫をかまいがちになるので、意識的に気を付けていきたいですね。
おなかを壊してしまったらどうする?
岡本先生:
「ストレスによる腸炎の可能性があります。また、保護猫の場合は、寄生虫に感染している可能性も考えられるかもしれません」
ーーおなかを壊してしまった場合、どのように対応すれば良いでしょうか。
岡本先生:
「可能であれば、すぐに動物病院を受診しましょう。それが難しい場合は、猫の便を動物病院に持参し、検査と薬の相談をするのがいいでしょう」
飼い始めは距離感に注意して
岡本先生:
「警戒心の強い子であったり、そのコにとって距離の縮め方が急だったのかもしれません」
ーー飼い始めは距離の縮め方が難しいと思いますが、猫の警戒心を解くためにはどのようにしたらいいでしょうか?
岡本先生:
「まずは威嚇されない距離で過ごし、飼い主さんや家族の存在に慣れてもらうようにしてみてください」
ーー猫が威嚇しない距離が、猫にとって飼い主さんとの快適な距離感だということですね。焦らず猫のペースを見守ってあげたいです。ありがとうございました。
取材・文/平岡紗季
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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