爪を短く切りすぎないで!
猫ちゃんの爪の根元近くには、血管や神経が通っています。そのため一気に短く切りすぎると、出血したり痛みを感じたりすることも。猫ちゃんはこのような経験をすることで、爪を切ることを嫌がるようになってしまいます。
爪は最低限のラインで切ろう
自宅で爪を切る場合は、猫ちゃんが物に引っかかたり人を傷つけたりしない、最低限のラインで切りましょう。猫ちゃんの爪は先端部分が尖っているので、その先端の尖ったところだけを切るようにします。切る部分は以外と短いですがそれでOK。
一度切ったらしばらく切らないですむように短く切りすぎてしまう飼い主さんもいるかもしれませんが、猫ちゃんが痛い思いをしてしまうので注意してくださいね。
爪きりのアドバイス
猫ちゃんが爪切りを嫌がる場合、定期的に切るのは大変かもしれません。爪きりのコツとしては、猫ちゃんが寝ているときを見計らって、1日に1〜2本づつ切るのがおすすめです。一度に短く切りすぎて痛い思いをさせては可哀想なので、この方法でぜひ一度お試しくださいね。猫ちゃんが寝ている間や嫌がる前に終わらせてしまいましょう!
おひざの上でウトウトしている間に
こちらはMIXミケの茶々ちゃん。大好きな飼い主さんのおひざの上で気持ちよさそうに寝ていますね。そんなときは、爪きりのチャンス!起きて爪切りを嫌がる前に、さっとお手入れしてあげましょう。それにしてもよく寝ていますね。きっと飼い主さんが爪を切るのがとても上手なのでしょうね。
大丈夫!痛くしないよ♪
痛くない?怖くない?そんな声が聞こえてきそうな写真ですね。それにしても、スコティッシュフォールドのふくまるちゃんの飼い主さんを見つめる表情、キュンとしちゃいます!でも、大丈夫。優しい飼い主さんが上手に切ってくれますよ♪こうやって、猫ちゃんの顔を見ながらスキンシップすれば、健康状態をチェックするのにも役立ちますよ。
飼い主さんが身構えたり、押さえつけたりしながら爪切りしても、猫ちゃんには嫌な記憶が残ってしまいます。猫ちゃんの爪を切る時は、一度に全部切ったり短く切りすぎたりしないで、寝ている時などを狙って素早く終わらせられると良いですね。
出典/「ねこのきもち」17年2月号『やり過ぎると危険なお世話』(監修:聖母坂どうぶつ病院 獣医師 鵜飼佳実)
文/ishikawa_A
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。