猫と暮らす
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猫飼いに聞いた、今は猫好きだけど実は昔は苦手だった人は約3割 苦手な家族がいる場合の注意点を獣医師に聞いた
猫好きの約3割が「昔は猫が苦手・嫌いだった」と回答!
昔、猫を嫌い・苦手だと思っていた理由は?
- 「子どものころ、友達の飼い猫に引っかかれたことがあり苦手でした」
- 「年長のころ、野良猫に追いかけ回されたことがあったから」
- 「猫の『シャー』が怖かった」
- 「猫は口も手も出るので怖かったです」
- 「小さいとき親が動物が嫌いで、『動物は怖いもの』と思って育ったため」
何がきっかけで、苦手・嫌いだった猫を好きになったの?
- 「家族が保護猫を連れてきて飼うことになってから、すっかり猫が大好きになりました」
- 「子猫を保護し世話していくうちに徐々に懐き始めて情がわき、家猫として迎えて、ワガママな性格もゆるしてしまうくらいのかわいいしぐさや甘えてくる姿に、メロメロになりました」
- 「保護猫を飼うようになって、このコも発見されていなければ外猫のまま暮らしていたのかと思うと、外猫にも優しく接することができるようになりました」
- 「猫を飼ってみても、最初は何を考えているのかわかりにくく苦手な感じはあったけれど、いつの間にか大好きになっていた」
- 「友達が飼っている犬や猫を少しずつ触れるようになり、縁があって保護猫を勇気を出して受け入れることに。生後間もない猫だったので恐怖心は払拭。以来大好きに♡」
【獣医師解説】猫の行動の理由や接し方・飼育の注意点とは
猫が攻撃・威嚇行動を取る原因
白山先生:
「猫が攻撃や威嚇等の行動を取った原因としては、
- 猫にとって嫌なこと、ストレスに感じることを知らないうちにしていた
- 警戒心の強い猫や、人見知りの猫に不用意に近づきすぎてしまった
- 猫の縄張りに入ってしまっていた
- 発情期の猫だった
- 子育て中の母猫だった
といったケースのように、猫の防衛反応が働いたことが考えられます」
――猫から攻撃や威嚇をされないために、気をつけるべきことについて教えてください。
白山先生:
「猫から攻撃や威嚇をされないためには、
- 人のほうから不用意に近づきすぎない
- 大きな動きや大きな声を出したりしない
- じっと目を見つめない
- いきなり触ろうとしたり、なでたりしない
といった点に気をつけるようにしましょう」
猫が苦手な人がいる中で猫を飼う場合の注意点
白山先生:
「本人、もしくは家族に猫が苦手な人がいる中で猫を飼う場合は、
- 飼う前にしっかり家族と話し合う
- 猫のパーソナルスペースをしっかり用意してあげる
- 「猫が入ってはいけない場所がある場合には絶対入れない」など、家族でルールをきちんと決める
- 猫が近寄ってくるまでは、無理に近づかないようにする
- 食事や水などはいつも新鮮で清潔なものを用意し、安心して飲食できる場所に置く
- 大きな音や大きな動作で猫に不安やストレスを与えないように気をつける
などに気をつける必要があります」
取材・文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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