器に前足が入ったり、頭から水をかぶったりと、水を飲むのによく失敗している猫。今回は、猫が水を飲むのが下手な理由についてねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に伺うとともに、水をうまく飲めていない猫のかわいい画像もご紹介します!
猫が水を飲むのが下手な理由
――猫が水を飲むときに、前足で受けたり、器に足が入ってしまったり、蛇口で水を浴びてしまったりなどする様子を見かけることがあります。猫は水が苦手と聞きますが、なぜそのようになってしまうのでしょうか?
岡本先生:
「猫は、静止しているものとの距離を目で測定するのが特に苦手です。そのため、距離を間違えたり、距離を測る・確かめるために手を出したり、足が入ってしまったりすることがあります。また、なかには、水面のきらめきや感触が楽しくて手が出るコもいます」
猫が水をうまく飲めていないときは何かすべき?
――猫が水を飲むのを失敗してしまっているとき、助けてあげたほうがいいのでしょうか?
岡本先生:
「健康などに害が出るものではないので、そのまま見守るだけで大丈夫かと思います」
水をうまく飲めていないかわいい猫たちをご紹介!
ここからは、「ねこのきもちアプリ」に投稿された、水をうまく飲めていないかわいい猫たちの画像をご紹介します!
まずご紹介するのは、サイベリアンのブルータくん。蛇口から一生懸命水を飲もうとしているのに、なぜかどんどん顔が濡れちゃっています。水が目に入るのか、ちょっと片目をつぶっているのがかわいいですね♡
なぜか濡れちゃうんだにゃ
こちらのエキゾチックショートヘアのももこちゃんは、水を飲むとあごの毛がびしょびしょに。ちょっとアンニュイな表情がたまりません!
ちゃんと水飲めているでしょ?
マンチカンのルークくんも、水を飲むと必ずあごが濡れちゃうんだそう。「何か問題でもありました?」といっているかのようなきょとん顔に、愛らしさを感じます。
なぜか口に水が入らないにゃ~
蛇口から水を飲もうとしているのは、黒白猫のねぎとろちゃん。なんと口を開けていないせいで、ただ水浴びしているだけになっちゃっています(笑)。飼い主さんによると、ねぎとろちゃんはこの後ちゃんと水を飲むことができたんだとか♪
顔やあごがずぶ濡れになっちゃったり、なぜか水浴びしちゃったりと、ちょっとマヌケでかわいい猫の水飲み姿。愛猫の下手っぴな水飲み姿に、これからも癒されてみてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。