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【調査】いくらかかった? 愛猫が病気になったときにかかる治療費の相場と獣医師の解説

動物を飼育するということは、さまざまな面でお金がかかりますが、愛猫が病気になってしまったときも治療費が必要になります。今回はそれぞれの病気が完治するまでにかかる治療費の相場について、「ねこのきもち」読者281名にアンケート調査。獣医師の小林清佳先生に解説していただきました。

猫カゼの治療にかかる平均額は?

日本ネコのしろころちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ヘルペスウイルスやカリシウイルス、クラミジアなどが原因となる猫カゼ。感染・発症すると人の風邪と同じような症状や口内炎、重症化すると失明するおそれもあります。
平均治療額は総額で約1万6655円とのこと。数日の通院や内服薬の処方などが必要になります。

尿に関する病気の治療にかかる平均額は?

アメリカンショートヘアの龍太くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
尿石症
尿のミネラル分が結晶や結石化することで、尿路を傷つけたり、尿路を塞いだりする病気で、再発も多いです。
平均治療額は総額で約5万5510円とのことですが、尿道カテーテルの処置や入院が必要になるケースも。尿道閉塞になってしまうと約30万円かかることもあるようです。

膀胱炎
結晶や結石、細菌やストレスなどが原因で膀胱に炎症が起こる病気です。
平均治療額は総額で約2万113円。尿検査を実施後にステロイド注射などの治療を行う場合も。症状が落ち着けば、治療も終了します。

皮膚炎の治療にかかる平均額は?

アメリカンショートヘアのぜんいつくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ノミやダニ、真菌やアレルギー体質、まれに細菌が原因で、皮膚の一部が炎症を起こしたり、脱毛したりする病気です。
平均治療額は総額で約2万3324円とのこと、数回の通院や抗生剤の注射、内服薬の処方などが必要になります。治療が長引く傾向にあり、アトピー性皮膚炎などで治療が長期間におよぶと治療費も高額になりがちです。
治療費について知る機会はなかなかありませんが、事前に治療費の相場を知っておくことでより安心できますね。
お話を伺った先生/小林清佳先生(モノカどうぶつ病院院長)
参考/「ねこのきもち」2023年4月号『令和版 生活費や医療費、みんなどのくらい使っているの?一目でわかる!愛猫にかかるお金、相場一覧』
文/山村晴美
※この特集に掲載されているデータは「ねこのきもち作り隊」の読者281名へのアンケート結果から集計したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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