猫と暮らす
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寝ている飼い主さんの体に乗って「起きて」の圧! 気になる猫の心理を獣医師に聞いた
【調査】寝ているときに、愛猫から「起きて」の圧をかけられたことがある?
【体験談】猫たちの「起きて」の圧は、どんな感じ? 飼い主さんに聞いた
- 「胸の上に乗ってきて優しい猫パンチ」
- 「鼻を噛んでくる」
- 「ひたすらザリザリとなめてきます。もう1匹の猫を起こしてふたりがかりのときもあります」
- 「最初は手や顔をザリザリとなめられ、それでも起きないと、あごや、ほっぺたなどをかじられる」
- 「朝5時くらいになると、猫達はソワソワして飼い主が起きてないとお腹や胸の上に乗ってくるくる回ったり、お座りして見下ろしてきたり、尖った爪で顔を優しく刺してきます。起き上がると、猫たちは何事もなかったように寝床へ行き寝ます、、、」
- 「ニャーオニャーオ鳴いているのを無視していたら、胸の上に乗って顔をなめたり引っ掻いたりされた」
- 「朝目を開けると、愛猫すずと目が合います。ちょと重たい目覚ましさんです」
- 「チェストの上からジャンプ。うグッ!と声が出てしまう」
- 「餌が欲しいから」
- 「眠いのにお腹すいたようで、寝てる顔をなめて起こしてきます」
- 「朝ごはんの催促で起こされるのですが、時々アラームかけ忘れたときは助けてもらってます。休みの日はいつもより遅くまで寝かせてくれたりもします」
【獣医師解説】寝ている飼い主さんの体に乗って「起きて」の圧をかける猫の心理
ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。
寝ている飼い主さんを起こしにくる猫の心理
「猫が寝ている飼い主さんの体の上に乗ってきて圧をかけてくるのは、次のような理由が考えられるでしょう。
・トイレが汚れている
・かまってほしい
・遊んでほしい
・飼い主さんの反応を楽しんでいる
・生活リズムが決まっている
・人なつっこい
・甘えん坊
・若くて運動欲求が高い
寝ている飼い主さんを起こしにくる猫への対策
「猫が『起きて』と圧をかけにきたとき飼い主さんがいつも起きて要求に応えてしてしまうと、『起こせば要求が通る』と学習して毎朝起こしにくるようになる恐れがあります。
朝ごはんやトイレが汚れているなどの生理的な欲求の場合には、起きて対応してあげるとよいでしょう。しかし、このような場合、愛猫が催促してくる前に対応してあげられるのがベストです。
かまってほしい、遊んでほしいという要求の場合には、日中や寝る前にしっかりと遊んであげたり、エネルギーを発散させる工夫をしてみてください。
愛猫の欲求を満たしてもなお執拗に起こしにくる場合には、寝室に入れないようにするか、起こしにきても決して相手をしないようにしましょう」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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