猫と暮らす
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「愛猫は寒がり?」飼い主さんに聞くと“意外な答え”も! 獣医師の解説つき
ねこのきもちアプリでは「愛猫は寒がりですか?」というテーマでアンケートを実施。今回は、その調査結果をご紹介するとともに、猫が寒さに弱い理由などについて、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に解説していただきました。
愛猫は寒がりですか?
「愛猫が寒がりだ」と感じる瞬間
飼い主さんからのコメント
- 「いつもは私と同じ部屋で寝るのに、寒くなると暖房をつけたままで寝る夫の部屋に行きます」
- 「人がそれほど寒く感じないときも丸くなって寝ていることがある。気温が高めの日は丸くならないので、人より寒さを感じやすいのではないかと思う」
- 「飼い主のひざにのってくる率が格段に上がる。朝、飼い主が起きてもしばらくベッドでまったりして起きて来ない」
- 「夏でもクーラーが苦手で別の部屋にいる。寒くなってくると近くに来てまったりしてる」
- 「室温が25℃以下くらいで一緒に寝る様になるので、寒がりかなと思っています」
- 「夏はよってこないが、冬になるとひざにのってきたり、布団の中に潜ってきたりする」など
「愛猫が寒がりではない」と感じる瞬間
飼い主さんからのコメント
- 「寒い所で丸くなるのが好きなようで、ヒーターの近くでのんびりなんてしたこともありません。前に20年一緒にいた猫が毛布に入ってくるコだったので、暑がりさんもいるんだなあと思いました」
- 「エアコン暖房が効き22℃を超えると、玄関やエアコンのない部屋に出ていきます」
- 「寒い廊下や階段で寝ています。暖房が効きすぎて部屋が暑いと、寒いところへ移動してます」
- 「暖かい布団の中にも入らないし、日が落ちてからも窓側の寒いところにいたがるので」
- 「布団に入ってこない。入ってもすぐに出ていく」など
【獣医師解説】猫はどうして寒がりといわれているの?
原先生:
「猫は元々砂漠地帯の暖かい地域で進化した動物ですので、そういった進化的な背景は関係していると思います。また、多くの猫種は人や犬と比べ小柄で体温が逃げやすい体型のため、寒さには相対的に弱いと考えられやすいのではないでしょうか」
――飼い主さんのなかには、愛猫が「寒がりではない」と感じている方もいるようです。実際のところ、寒さに強い猫はいるのでしょうか?
原先生:
「ノルウェージャンフォレストキャット、サイベリアン、メインクーン、ラグドールなどの猫種は、ほかの猫種と比べて体が大きく、長い被毛をもつため寒さに強いといわれています」
取材・文/長谷部サチ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年11月時点の情報です。
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