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【調査】猫を飼い始めて「外出時間や泊りがけの旅行が減った」飼い主は多い!? ホンネを聞いてみた

猫と暮らし始めてから、ライフスタイルが変わったという人もいるのではないでしょうか。

【調査】 猫を飼い始めてから、外出時間や泊りがけの旅行などが減った?

 猫を飼い始めてから、外出時間や泊りがけの旅行などが減った?
※2024年11月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 110人)
猫を飼ってから変わった飼い主さんの行動に関するアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
今回ねこのきもちWEB MAGAZINEは、飼い主さん110名に「猫を飼い始めてから、外出時間や泊りがけの旅行などが減ったかどうか」というアンケート調査を実施。すると、今回の調査では飼い主さんの約9割が「減った」と回答しました。

【飼い主さんのホンネ】なぜ外出時間や泊りがけの旅行などが減った?

見つめる猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
では、なぜ外出時間や泊りがけの旅行などが減ったのでしょうか。飼い主さんたちに話を聞くと、次のようなエピソードが寄せられています。

愛猫のことが心配で……

  • 「ライブやスポーツ観戦でいろいろなところによく泊まりがけで行ってましたが、とにかくうちのコを置いてくのが心配で、まったく行かなくなりました。猫だと1泊くらいなら大丈夫と聞きますが、自分が全然大丈夫じゃないです。うちのコは寂しいなんて思ってないかもですが、自分が寂しくなります。早く会いたいって思っちゃいます」

  • 「外出や泊まりなど、家にいない間の猫の様子が気になって心配で、なかなか気持ちが休まらないから。シッターさんにお願いしたり、ペットカメラも付けているので様子はリアルタイムでわかりますが、帰宅したときに玄関までお迎えに来て、スリスリ甘えてくれる姿を見ると寂しかったんだなと思い、泊まりなど長期の外出はなるべく避けるようにしています」

  • 「留守番の猫たちが気になるので(室温は大丈夫かとか、フードは食べたか、トイレは汚れてないかとか……)、泊まりがけの旅行は行かなくなりました。外出も、暗くなる前には必ず帰宅するようにしています」

  • 「にゃんずのことが心配になりすぎるから。また、にゃんずのことが好きすぎて、外出したとしても用件を素早く済ませて、1分1秒でも早く帰りたくてしょうがないです」

旅行や外出をするよりも、愛猫と一緒にいたい

  • 「限られた猫生を一緒に過ごしたい、早く帰ってもふりたいと思うようになって減りました」

  • 「旅行に行っている間も愛猫のことが心配だし、私が愛猫といつも一緒にいたいから」

  • 「猫に会えないとホームシックならぬキャットシックになって、一日会えないだけでも猫何してるかなと考えて辛いので、泊まりがけの旅行に行きたくなくなった」

  • 「猫とずっといたいから」

  • 「猫と一緒にいたい! それに尽きます。でも、猫を飼う前は、自分の思考や行動がこんなに猫中心になるなんて思ってもみなかったので、自分で自分にびっくりです」

  • 「少しでも長くそばにいたいという離れたくない気持ちと、トイレの世話とゴハンは最低限毎日してあげたいという気持ちがあるため」

仕事の日は留守番をさせなければならないから、休日は愛猫と過ごしたい

  • 「普段から仕事でお留守番ばかりさせているので、自分の遊びの予定を入れるよりも、できるだけ猫と一緒に過ごせる時間を作りたい」

  • 「普段仕事でうちにいないので、せめて休日は一緒に過ごしたいと思いそれが充実しているので、旅行には行きたくなくなりました」

投薬などの必要があるため、家にいなければならない

  • 「多頭飼いでそれぞれゴハンが違うため泊まりだと管理が難しいのと、今は投薬や点滴などのケアが必要になり、その時間には家にいなければならないから」

  • 「譲渡時からの1日2回の投薬と排泄物のチェックが、自分以外では難しいからです。特に投薬の難易度がやたら高いです」

ほかにも、こんなエピソードが

  • 「以前ペットホテルに5日預けた後、やさぐれ感がすごかった。預けた後、食事を食べなくなって改善するまでに苦労したから」

  • 「とても寂しがりやで臆病なコなので、ひとりで丸一日留守番ができません。高齢の母に面倒を見てもらうことが多いので、母にも猫にも負担がかかるため、泊まりがけの旅行はかなり減りました」

  • 「家族の中で自分がメインで世話をしているから。急にオシッコが出なくなったり、アレルギー性皮膚炎の症状が出ていないかなど、体調面ですぐに異変に気付けるのは自分なので。家族に愛猫を任せるのは、大丈夫だろうと思っていても少し心配」

  • 「泊まりがけの旅行は減りました。旅行するときは猫が安心できる人に預かりをお願いするようにしてます」

  • 「上のコは親に預けても大丈夫なんですが、下のコが内弁慶でストレスがかかるためと、単純に長時間空けるのが心配なため」

【獣医師解説】家で留守番しているとき、猫はどんな気持ち? 留守番させる際に飼い主さんが心がけたいことは

見つめる猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
アンケート調査の結果、飼い主さんたちから「愛猫を留守番させて出かけるのが心配」「愛猫はどうかわからないが、飼い主の自分が留守番させるのが不安」といった声が見受けられました。

実際、留守番中の猫たちはどのような気持ちでいると考えられるのでしょうか。また、愛猫を留守番させて出かける際に、飼い主さんはどのようなことを心がければよいのでしょうか。

ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
岡本先生:
「飼い主さんが出かけているときの猫の様子は、多くのコが寝たり外を見たりとマイペースに過ごすことが多いと思います。

ただ、『お腹が空いた』『トイレをキレイにしてほしい』『かまってほしい気持ちになった』といったときは、飼い主さんの帰宅を待ち望んでいると思います。

また、甘えん坊な性格で飼い主さんと一緒に行動するのが好きな猫も、『早く帰ってこないかな』と飼い主さんの帰宅を待つ傾向にあるでしょう」

愛猫を留守番させる際に飼い主さんが心がけたいことは?

岡本先生:
「愛猫が留守番をしているときに安心して快適に過ごせるように、そして飼い主さん自身も少しでも安心して外出できるように、次のような工夫をしてみるとよいでしょう。
・猫が安心できる囲われた空間であるケージやクレートに普段から慣らしておき、その中に自由に入れるようにしておく
・キャットタワーやキャットステップを設置して、猫が登れる場所を増やす
・出かける前にトイレをキレイにしたり、飲み水の交換をおこなう
ぜひ留守番対策をしてみてくださいね」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
ねこのきもちWEB MAGAZINE『猫を飼ってから変わった飼い主さんの行動に関するアンケート』
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年12月時点の情報です。
取材・文/雨宮カイ
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