1. トップ
  2. 猫と暮らす
  3. しぐさ
  4. 猫の鳴き声で気持ちは分かる!? コミュニケーションのヒントを解説

猫と暮らす

UP DATE

猫の鳴き声で気持ちは分かる!? コミュニケーションのヒントを解説

猫の鳴き声には、大きめ×長めの場合・小さめ×短めの場合など、さまざまな種類があります。そんな鳴き声をひも解くことで、猫の気持ちがわかるヒントになることも。
今回は、動物看護師の小野寺温先生にお話を伺いました。愛猫とコミュニケーションをとる際に役立ててみてくださいね。

大きめ×長めの場合

日本ネコの夏鈴ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫の鳴き声が大きくて長い場合は、猫の主張が表れていると考えられます。鳴いても願いが実現しない場合、より大きく長く鳴くようになるのです。

このとき重要なポイントになるのが、鳴き声の高さです。高い声で鳴く場合は甘えたい気分、低い声で鳴く場合は不安な気持ちが強めといえるでしょう。

小さめ×短めの場合

ラパームのラファくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
鳴き声が小さくて短い場合は、軽いコミュニケーションのつもりで声を出しているのだと考えられます。飼い主さんに対して、軽めのあいさつや返事などをするために鳴いているのでしょう。

また、高いところから飛び下りる際などに勢い余って鳴き声が出てしまうこともあります。

その他の鳴き声について

くりくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ここからは、大きめ×長めの場合と小さめ×短めの場合以外の鳴き声を見ていきましょう。

まず例に挙げるのは、動物病院に連れて行った際に、まるでライオンのような迫力ある声で鳴いた場合です。この場合は生命の危険を感じ、力を振り絞って叫んだのだと考えられます。

続いて、子猫時代と比べて鳴き声が変わったように感じるケース。これは、子猫時代は発達が充分ではなく定まっていなかった声帯が、成猫になって定まったために鳴き声が変わって聞こえるからでしょう。鳴き声が変わることは自然なことなので、考えすぎる必要はありません。
このように、猫の鳴き声からはいろいろな気持ちを予想することができます。愛猫が今どんな感情なのかを理解するために、鳴き声の意味について頭に入れておくといいですね。
お話を伺った先生/小野寺温先生(帝京科学大学助教 動物看護師)
参考/「ねこのきもち」2019年3月号『猫語をひも解くヒント集 鳴き声で気持ちはわかります!』
文/岩井まどか
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
CATEGORY   猫と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「猫と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る