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猫が嫌いなお世話でもおとなしく受けてくれる人・受けてくれない人がいるのはどうして?|獣医師解説
今回は「家族内で愛猫がおとなしくお世話を受けてくれる人はいる?」というテーマで、アンケート調査を実施。また、猫が嫌いなお世話でもおとなしく受ける人・受けない人の基準などを、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に伺いました。
家族のなかで、愛猫が嫌いなお世話でもおとなしく受ける人はいる?

今回ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、「家族のなかで、愛猫が嫌いなお世話でもおとなしく受けてくれる人はいるか」アンケート調査を実施。すると、約4割の飼い主さんが「はい」と回答しました。
【体験談】愛猫は家族の誰のお世話ならおとなしく受ける?
アンケートで「はい」と回答した飼い主さんに、愛猫は家族の誰のお世話ならおとなしく受けるのか、また、ほかの家族のときとどのように対応や様子が違うのかについて伺ってみました。
飼い主さんの体験談(一部)
- 「私です。爪切りや投薬など、私なら難なくさせてくれます」
- 「私と夫の2人暮らしですが、爪切りや薬を飲ませるのも私がやると嫌がりません。夫がやろうとすると察知して捕まりません(笑)」
- 「爪切り、顔拭き、耳掃除、私以外はダメです。私以外だと思いっきり抵抗して逃げます」
- 「私と娘のお世話は比較的おとなしく受けてくれます。ほかの家族は夫がいますが、嫌いなお世話をしたことがありません」
- 「毛玉ができてしまったときの対応は娘がしてくれます。娘が一番、やさしく毛玉を取るからなのかもしれません」
- 「息子だけ何をしても怒らないので、絶対的に信頼しているのかも」
- 「子どもです。うちのコになってからずーっと遊んであげていたので猫からの信頼は激アツです」
【獣医師解説】猫が嫌なお世話でもおとなしく受けるのはどんな人?
ここからは、猫が嫌いなお世話でもおとなしく受ける人・受けない人の基準や、猫におとなしくお世話を受けてもらうコツについて、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に解説していただきます。
――家族のなかで、猫が嫌いなお世話でもおとなしく受けてくれる人・受けてくれない人がいるのはどうしてでしょうか?
原先生:
「猫が嫌いなお世話でも嫌がらず受けるか受けないかは、猫の個体差やその人との関係性に依存しています。信頼できる人に対してはおとなしくなりやすく、ストレスを感じる人には警戒心を示すことがあります」
――猫におとなしくお世話を受けてもらうためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
原先生:
「猫のペースにあわせてやさしく接し、ストレスを与えないことが重要です。とくに、触れ方や声のトーンを穏やかにし、1回のお世話の時間は短く、一気に全部をやろうとしないことがコツかと思います」
――家族のなかで、猫が嫌いなお世話でもおとなしく受けてくれる人・受けてくれない人がいるのはどうしてでしょうか?
原先生:
「猫が嫌いなお世話でも嫌がらず受けるか受けないかは、猫の個体差やその人との関係性に依存しています。信頼できる人に対してはおとなしくなりやすく、ストレスを感じる人には警戒心を示すことがあります」
――猫におとなしくお世話を受けてもらうためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
原先生:
「猫のペースにあわせてやさしく接し、ストレスを与えないことが重要です。とくに、触れ方や声のトーンを穏やかにし、1回のお世話の時間は短く、一気に全部をやろうとしないことがコツかと思います」
愛猫のお世話をしようとすると嫌がられたり、暴れられたりしてしまうと感じる人は、お世話のやり方や愛猫に対する接し方を、一度見直してみるといいかもしれませんね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/宮下早希
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年3月時点の情報です。
取材・文/宮下早希
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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※記事の内容は2025年3月時点の情報です。
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