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猫用ケージを使っていますか? ケージを使用するメリットを獣医師にも聞いた!【飼い主調査】 

今回は、ねこのきもちWEB MAGAZINEで実施した「猫用のケージを使っている?」というアンケートの調査結果をご紹介します。ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生には、ケージを使うメリットについてお話を伺いました。

家に猫用のケージを置いていますか?

猫用ケージを使っていますか?
※2025年3月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査 (回答者数 377人)
猫用のケージ使用に関するアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
アンケートで「猫用のケージを置いていますか?」とお聞きしたところ、6割以上の飼い主さんが「はい」と回答しました。

そこで、「はい」と回答した飼い主さんに、どんなときにケージを活用するのか伺うと、次のような回答が寄せられたので一部をご紹介します。

どんなときにケージを使う?

ケージの中で待機する虎太郎くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
・「常に扉を開けて、自由に出入りできるようにしています。ゴハンと飲み物、トイレはケージの中に置いているので、定期的に出入りしています」
・「留守番させるときと、家族が眠る夜間はケージに入れています。好奇心旺盛なコで何にでも興味を示し、ものを口に入れてしまうことがあるので、誤飲や危険防止のためにケージを活用しています」
・「子猫のときからケージの中で食事をさせているので、ごはんの用意をし始めると自ら入って行きます」
・「業者さんなどが家を出入りするとき、脱走防止のために入れています。ケージが大嫌いなので大変です」
・「引越しなど環境が変わったときや、知らない人が来たときだけケージに入るので、安全地帯と思っているのかも」
・「多頭飼いなので、カゼなど体調不良になったコはケージに入れて隔離します」
・「天井が低く安心できる空間のようで、熟睡したいときはケージに入っています。非常時にも自分のニオイがする空間のほうが落ち着けると思います」
・「コンロで料理するときに近づいて来たら、終わるまでケージの中で待っていてもらいます」
・「ケージに慣れてもらうため、習慣として夜寝るときだけ入ってもらっています」

【獣医師解説】猫用ケージのメリットは?

ケージから手を出す海大くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
最後に、猫用ケージを使うメリットについて、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生にお話を伺いました。

――猫をケージに入れるメリットを教えてください。

原先生:
「居場所を限定することにより、安全性の確保や環境の管理がしやすくなることだと思います」

――ケージを導入するうえで、注意すべきポイントがあれば教えてください。

原先生:
「十分な広さを確保し、ケージ内は常に清潔な状態を保ちましょう。隠れ家や遊び道具なども準備して、ストレスが溜まらない環境づくりを意識してあげてください」
寝床や一時的な隔離場所として、ケージを活用している飼い主さんは多いようです。災害時にも役立つので、ふだんからケージに慣れさせてあげるといいですね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/柏田ゆき
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年4月時点の情報です。
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