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猫がキャットフードをよく吐くのは病気が原因かも!? 注意が必要な症状を獣医師が解説

猫がキャットフードを食べた後に、吐いてしまうことがありませんか? 吐いてしまう原因としてはさまざまなことが考えられ、病気が関係していることもあるようです。

猫がキャットフードを吐いてしまう原因と対策について、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生が解説します。

猫がキャットフードを食べても吐いてしまう原因とは?

ゴハンを食べる猫
Photo by Getty Images
猫がキャットフードを食べても吐いてしまうとき、病気以外が原因の場合には下記のようなことが考えられるでしょう。

・早食いをしている
・体内に毛玉が溜まっている
・ドライフードの形状が合っていない

早食いの猫や毛玉を吐きやすい猫は、キャットフードを吐きやすい傾向があるでしょう。

また、病気が原因でキャットフードを吐いてしまうこともあります。たとえばですが……

・胃腸炎
・誤食による腸閉塞
・膵炎や腫瘍
・二次的に嘔吐を引き起こす病気

などが原因となっている可能性も考えられるでしょう。

猫がキャットフードを吐いたときに注意したいポイントは?

見つめる猫
Photo by Getty Images
猫がキャットフードを吐いてしまうとき、下記の症状が見られる場合は動物病院を受診しましょう。

・短時間に何度も嘔吐する、もしくは嘔吐が数日続いている
・元気や食欲がない
・下痢を伴う
・水も飲めない、もしくは飲んでも吐いてしまう

また、吐しゃ物に大量に血が混じっている場合も受診したほうがよいです。吐しゃ物を動物病院に持っていくか、写真に収めて診察時に見せてください。

病気以外で猫がキャットフードを吐いてしまうときの対策は?

ゴハンを食べる猫
Photo by Getty Images
診察を受けたうえでキャットフードを吐く原因が病気ではない場合、飼い主さんは対策をしてあげましょう。具体的には、下記のような対策ができます。

・早食い防止皿を使う
・フードの形状を変える
・フードを与える回数を増やして、1回のゴハンの量を減らす
・毛玉ケアをする

ぜひ試してみてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/柴田おまめ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
※記事の内容は2025年4月時点の情報です。
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