猫と暮らす
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愛猫と「よく遊ぶ」飼い主は8割以上! 遊び方のコツなどについて獣医師に聞いた
ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、猫との遊び方の実態を調査すべくアンケートを行いました。ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺った、猫を喜ばせる遊び方のコツなどについてもご紹介するので、あわせて参考にしてみてくださいね。
愛猫とよく遊んでいる?

そこで、「はい」と回答した飼い主さんに、愛猫が喜ぶ遊び方をお聞きしたところ、以下のような回答が寄せられたので一部ご紹介します。
どんな遊びをする?
・「追いかっこやだるまさんがころんだをします」
・「羽根を鳥のように動かすと追っかけたり飛びついたりする」
・「魚やネズミの形のおもちゃを投げて、拾ってくる遊びが好きです」
・「2匹いますがメスは紐のおもちゃ、オスはフサフサな毛のおもちゃがそれぞれ好きです」
・「雑誌の付録としてついてきたクラゲのおもちゃが大好きです」
・「カリカリのおやつを投げると喜んで走っていきます。運動しながら楽しくおやつをあげられるので、夜寝る前にやっています」
・「シャカシャカの羽がついた猫じゃらしを手に取るだけで興奮して遊びだします。トンネルを使いながら隠したりすると飛びついてきます」
・「猫じゃらしなどでよく遊びます。体力が余ってるようで走り回って遊んでいます。遠くから走ってきて猫じゃらしに飛びつき、また遠くに離れてから走ってきます」
【獣医師解説】猫が喜ぶ遊びって?
――猫を喜ばせる遊び方のコツはありますか?
山口先生:
「猫の本能である“狩りに見立てた遊び”がおすすめです。じゃらしを使う場合、先端についているおもちゃが鳥なら鳥らしい動きを、虫なら虫らしい動きをさせながら遊ぶと楽しめるかと思います。最後にフードを1粒投げて食べさせてあげると狩り成功の疑似体験ができるので、より満足感が得られるでしょう」
――1日のうち、どのくらい遊びの時間を設けるのが理想ですか?
山口先生:
「1回5分程度を5~6回、1日トータル30分が目安です。猫は1回の遊び時間が長いとイライラしたり、興奮して噛む、ひっかくなどの攻撃につながったりするおそれがあるので、興奮が高まりすぎていないかなど、愛猫の様子を観察しながら遊ぶようにしてください。
なお、若い猫や活動的な猫は、目安よりもたくさん遊びたがるかもしれません。様子を見ながら時間や回数を調整し、ひとり遊びできるおもちゃやキャットタワーなどの空間遊びを取り入れてあげるのもいいでしょう」
取材・文/柏田ゆき
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年5月時点の情報です。
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