猫と暮らす
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手作り猫ベッドを囲むも使う気配なしの愛猫たち→いったいなぜ?獣医師に聞いた
「頑張って手作りしたのですが、愛猫たちには猫ベッドとして認識してもらえなかったんです(笑)」
とってもステキな猫ベッドですが、殿くん・姫ちゃん・若くんには、“自分たちのベッド”ということがわからなかったようです。とはいえ、“新しいもの”には興味津々だという3匹は……
手作りベッドは使わず、そのまわりで小競り合いが勃発!?
「この猫ベッドを見た愛猫たちは、『何!?』『何だこれ?』という感じで、目をまん丸にして集まってきました。そのときの愛猫たちの姿は、たまらなくかわいかったです。我先にスンスン・スリスリしたい殿と若の間では、ちょっとした小競り合いも勃発していましたが(笑)」
そんな3匹の様子を撮影した動画がInstagramに投稿されると、フォロワーからは「めっちゃ笑った」「笑うしかないね」「かわいい」などとコメントがよせられ話題に。3匹の“想定外の反応”に思わず笑ってしまう人も少なくなかったようです。
フォロワーからは猫ベッドにも注目が
飼い主さん:
「実は、少し作り方を間違えてしまったようなのですが、この手作り猫ベッドを見た“猫友”さんからは、『すごい』などとビックリされました。私にとって殿・姫・若はわが子も同然なので、愛猫たちのためなら何でもできます。愛猫たちのことが大好きすぎて、“親バカ街道”まっしぐらですね」
【獣医師解説】このときの愛猫たちの心理とは
――飼い主さんが手作りした猫ベッドを見た愛猫たちは、興味津々といった様子で集まってきたものの、ベッドとして使う気配はなかったといいます。このときの愛猫たちの行動から、どのような心理が読み取れますか?
岡本先生:
「“くつろぐ場所”という認識にはならなかったのではないでしょうか。また、ほかに寝床として気に入っている場所がある、置いてある場所がくつろげなかったなどの可能性も考えられます」
――では、ベッドなどの新しいものを愛猫に使ってもらうには、どのような工夫を取り入れるとよいのでしょうか?
岡本先生:
「ふだん愛猫がくつろいでいる場所に設置するとよいでしょう。また、愛猫がよくくつろぐ場所と同じ素材を使用するのも一案です」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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