爪とぎ器で眠るしめじちゃん
@tomeji1106
写真の猫は、X(旧Twitter)ユーザー
@tomeji1106さんの愛猫・
しめじちゃん(取材当時3才)。しめじちゃんは5匹の同居猫、
えのきくん(取材当時3才)、
まいたけくん(取材当時3才)、マンチカンの
トメ次くん(取材当時8才)、スコティッシュ・フォールドの
がじゅまるくん(取材当時3才)、アメリカンショートヘアの
はちべえくん(取材当時1才)と暮らしています。
爪とぎ器というと、猫たちが爪をとぐ場所だけ深く削れていくものですが……
飼い主さんは、ある日、しめじちゃんが寝ている姿を見て、1か所だけ深く削れている理由に納得がいったそうです。
爪とぎ器のくぼみに顔を乗せるしめじちゃん
@tomeji1106
「あの爪とぎ、あそこに顔を乗せるために、あそこだけ頑張って削ったんかなぁ……」とコメントをつけて飼い主さんが投稿すると、6000回以上もリツイートされるほど話題に(2023年7月17日時点)。
爪とぎ器があごにフィットする形に削られた経緯を、飼い主さんに伺います。
誰が削ったのかは不明、しめじちゃんだけが使っている
寝転がるしめじちゃん
@tomeji1106
飼い主さんによれば、どの猫が爪とぎ器のあの場所を削っていたのかはわからないそうです。ただ、この爪とぎ器で寝るのはしめじちゃんだけで、くぼみに顔を乗せて寝ている様子を見たときは「えらいしっくりきてるな~と感心してしまった」のだとか。
振り返るしめじちゃん
@tomeji1106
そして、とっても気持ちよさそうに眠るしめじちゃんを見て、飼い主さんはこんなことを感じるようになったといいます。
飼い主さん:
「(毎回ではありませんが)しめじは最近あの場所で寝ることが多いので、新しい爪とぎ器に交換するわけにもいかず、ちょっとだけ困っています(笑)」
【獣医師取材】爪とぎ器の1か所だけ深く削られてしまう理由
布団を占領する愛猫たち
@tomeji1106
今回紹介したケースのように、爪とぎ器の削られ方には偏りが出ることも。1か所だけ深く削られる理由についてねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
――猫は、爪とぎ器のとくに気に入っている箇所で爪をとぐことがあるのでしょうか。その理由を教えてください。
岡本先生:
「今回の投稿のようなケースはあると思います。その理由としては、『爪とぎにはマーキングの意味もあるため、同居猫同士でマーキングをし合うことで削れやすくなった』『位置関係でとぎやすい場所だった』『自分の体勢でとぎやすい場所だった』『深く削っていくことが楽しくなった』などが考えられます」
考えられる上記の理由もしくは愛猫なりの理由で1か所だけ深く削られた結果、しめじちゃんにとっては顔を置くのにちょうどいい高さになったのかもしれませんね。
写真提供・取材協力/
@tomeji1106さん/X(旧Twitter)
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。