猫と暮らす
UP DATE
「ぬいぐるみと一緒に寝る猫」は、どんなタイプのコ? 行動から読み取れる心理とは|獣医師解説
【調査】 愛猫がぬいぐるみと一緒に寝ていたり、抱きしめて寝ているような姿を見たことがある?
すると、今回の調査では少数ですが、飼い主さんの約2割が「ある」と回答する結果になりました。
【体験談】愛猫はぬいぐるみとどのように寝ていた?
- 「お留守番のとき、ぬいぐるみを運んでいることが多いです。お気に入りの寝床まで連れてきて、同じ空間で寝ています。時には2個のぬいぐるみと一緒の日もありました」
- 「お気に入りのぬいぐるみにフミフミした後、寝てました」
- 「家具の狭い隙間で恐竜のぬいぐるみをギュッと抱きしめて寝ていました。小さなときからあったぬいぐるみなので、安心するようです」
- 「エビのぬいぐるみが好きで、枕にしたり常にそばにいます」
- 「我が家にやって来て、すぐにたまたま転がっていたクマのぬいぐるみをくわえて肌身離さずいました」
- 「兄弟とともに捨てられて1匹だけ生き残ったコなので、寂しいだろうとミルクボランティアさんが持たせてくれたペンギンのぬいぐるみとは3才になった今でも一緒に寝ています。このぬいぐるみを洗面所で洗っていると横でガン見してます。乾くと喜んで飛びつきます。ガブガブ噛んでペロペロなめて、あごを乗せて寝てる姿に癒されます」
- 「初めてのおもちゃだった小さなぬいぐるみ。今でも大好きで、毎日遊んで連れて歩いたり抱っこして寝たりします。今3代目です」
- 「猫のぬいぐるみを腕枕するように抱き締めて、一緒に寝ていた」
- 「保護したときから一緒のぬいぐるみ(我が家にはそのぬいぐるみしかない)があって、それをくわえてあちこち連れ回して時には一緒に寝てました」
- 「小さいときに蹴りぐるみを蹴っていて、そのまま抱っこして寝落ちしていました。最近はやらなくなってしまいましたが」
- 「ヘビのぬいぐるみがお気に入りで、お留守番で寂しかったりすると引っ張り出して一緒に寝ています」
- 「赤ちゃんのときから一緒のイモムシのぬいぐるみだけは、ケージの中でいつも一緒。ケージの中に入れておかないと夜は寝ないし、お留守番もできません」
- 「蹴りぐるみは大好き。ぼろぼろだけど蹴り蹴りした後は大事そうに抱きしめて寝てます」
- 「自分より小さいホワイトタイガーのぬいぐるみが特にお気に入りで、顔をくっつけて寝ていたり、ぬいぐるみを枕にしてくつろいだりしています」
【獣医師解説】ぬいぐるみと一緒に寝る猫の傾向は?
ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞きました。
「猫はもともと、ふわふわな素材を心地よく感じて好む傾向があります。ぬいぐるみと一緒に寝ていたり抱きしめて寝るというのは、ぬいぐるみの大きさや質感が好きであったり、ニオイなどに安心感があるのでしょう。
とくに幼少期からぬいぐるみを好んでいたコ、ふわふわしているものが好きなコ、甘えん坊な性格のコなどは、ぬいぐるみと一緒に寝るような行動を見せる傾向があると思います。
また、比較的若い猫のほうがぬいぐるみを好む印象があるでしょう」
ねこのきもちWEB MAGAZINE『ぬいぐるみが好きな猫に関するアンケート』
※アンケートは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年8月時点の情報です。
取材・文/雨宮カイ
UP DATE