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猫の去勢・避妊手術はいつ受けるべき? タイミングや注意点を獣医師が解説

猫を迎え入れた際に考えなければならないことのひとつが、去勢・避妊手術。今回は、猫の去勢・避妊手術を受けさせるタイミングや、手術を受けるうえで頭に入れておくべきことについて、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に伺いました。

猫の去勢・避妊手術はいつ受けさせるべき?

あごのせするキジトラ猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫の去勢・避妊手術はいつ受けさせるべきなのでしょうか? それぞれの手術を受けさせるのに適した時期やタイミングについて教えてください。

岡本先生:
「メスの避妊手術は初回の発情前、オスの去勢手術はマーキングなどの行動が出てくる前に受けさせるのがいいかと思います。月齢でいうと、6カ月を目安にするといいでしょう」

去勢・避妊手術を受ける時期が前後すると、どのようなリスクがある?

床に寝転がる茶トラ猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫の去勢・避妊手術を受けさせるのが早すぎたり、遅すぎたりすると、何かデメリットやリスクはあるのでしょうか?

岡本先生:
「去勢・避妊手術を受けさせるのが早すぎると、麻酔のリスクが上昇するといわれています。逆に遅すぎると、問題行動が出たり、病気の予防効果が薄れたりするなどのリスクがあります」

去勢・避妊手術を受けるうえで頭に入れておくべきことは?

お昼寝から目覚めたロシアンブルー
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫の去勢・避妊手術を受けるうえで、飼い主さんが知っておくべきことや頭に入れておくべきことがあれば教えてください。

岡本先生:
「メスの避妊手術の場合、手術後に一泊するケースが多いです。そのほか、手術のあとは傷のチェックや抜糸をするため、スケジュールの調整が必要なことや、手術後は猫が太りやすくなるので、食事の見直しが必要になるということも頭に入れておきましょう」
去勢・避妊手術は、基本的に発情やマーキング行動が出る前に受けるのがいいとのことですが、猫の迎え入れのタイミングによっては、その時期に受けられないことも考えられます。

手術時期が前後した場合のリスクや、手術後の注意点などさまざまな要素を検討し、獣医師などと相談したうえで、愛猫の去勢・避妊手術をどうするか考えてみてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年8月時点の情報です。
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