猫と暮らす
UP DATE
【調査】愛猫の優しさを感じる瞬間は? 猫に思いやりの精神はあるのか、獣医師に聞いた!
実態を調査するべく、ねこのきもちWEB MAGAZINEでアンケートを実施。愛猫の優しさを感じるエピソードを教えていただきました。あわせて、猫が人やほかの猫に寄り添うことがあるのかどうか、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお聞きしました。
「愛猫は優しいな」と感じることはある?
では、どんなときに「優しい」と感じるのでしょうか。寄せられた回答の一部をご紹介します。
どんなときに優しさを感じる?
- 「悲しくて泣いていたとき、そっと横に来て一緒にいてくれました。泣かないでと言ってくれているように思えました」
- 「飼い主が体調を崩しているときは、あえて近づかず、見える距離で見守っていてくれます。普段はよく鳴くのですが、飼い主が体調不良のときはあまり鳴かない気がします」
- 「自分はお腹いっぱいでも、一緒に飼っているワンコにおやつをあげてと訴えてくることがあります」
- 「私が熱を出し、寝込んでいると寄り添ってくれます。くしゃみをしても心配してくれますよ」
- 「いつもより長湯をすると、無事かどうか確認しにきてくれます」
- 「2匹が1つのおもちゃで遊んでいるとき、お互いに譲り合っているように感じます」
- 「あとから迎えた子猫に対して、おもちゃを譲ってあげています。歴代の猫は皆そうでした」
- 「家族で喧嘩しているときや落ち込んでいるときに、近寄ってきてスリスリしてくれる。人の気持ちがわかるのかと不思議に思います」
【獣医師解説】猫が飼い主さんに寄り添うことはある?
――「飼い主さんが泣いてるとき、寄り添ってくれる」という声が多数あがりました。飼い主さんの様子を見て、気持ちを読み取ったのでしょうか?
岡本先生:
「人のように気持ちを汲み取ったというよりは、いつもと違う飼い主さんの様子を不安に思ったり、心配になったりして寄り添っていると考えられます」
――「同居猫にごはんやおもちゃを譲ってあげる」という声もありました。一緒に過ごすうちに、譲り合いの気持ちが芽生えることもあるのでしょうか?
岡本先生:
「同居猫と関係性を築くうちに、譲るような行動をとるようになることはあります」
取材・文/柏田ゆき
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年9月時点の情報です。
UP DATE