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慣れれば投薬もスムーズに! 猫への「ハンドフィード」のやり方

人の手から直接フードを与える「ハンドフィード」。主に犬のしつけ分野で活用されている方法ですが、実は猫に対してもさまざまなメリットがあります。

そこで今回は、愛玩動物看護師の小野寺温先生に、猫へのハンドフィードの基本的なやり方や活用方法、ハンドフィードに関する疑問に答えていただきました。

基本のハンドフィード

手からおやつを食べるアメリカンショートヘア
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
はじめに、基本のハンドフィードのやり方をご紹介します。手から与えやすい粒タイプのおやつ、またはドライフードを用意してトライしてみてください。

(1)猫の性格に合わせてアプローチする

猫がおなかを空かせているタイミングで、フードやおやつを用意したらスタート。

愛猫が人馴れしている場合は、猫のほうから近づいて来てもらいます。フードを見せながら名前を呼び、自ら寄ってくるように仕向けましょう。反対に警戒心の強いタイプであれば、飼い主さんのほうからさりげなく近づきます。愛猫を驚かせないよう、静かに動きましょう。

(2)手のひらに適量を取り、顔の近くで見せる

手のひらにフードをのせ、猫が食べやすい高さに手を持っていき、そのまま食べさせてください。

(3)食べさせながら頭や体をなでる

食事中にスキンシップをプラス。おでこや背中など、猫の好きな部位をやさしくなでてあげましょう。

投薬や苦手なコトもハンドフィードで

手からおやつをもらう大福くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
基本を押さえたら、投薬時や愛猫が苦手なお手入れにもハンドフィードを活用してみましょう。

投薬をスムーズに

猫用の投薬補助おやつを指でつぶし、錠剤を入れて包んだら、それを手のひらにのせて食べさせてみて。先にニオイをかがせるとスムーズです。愛猫がふだんから警戒せずにパクっと食べるタイプであれば、ドライフードの中に錠剤を紛れさせてハンドフィードしてもOKです。

爪切りの克服に

小皿に入れたフードを手の届く場所に置き、猫をひざに抱えて爪を1〜2本素早く切ったら、ハンドフィードでフードを1粒与えます。これを、爪を1〜2本切るごとに繰り返しましょう。いつもの爪切りにハンドフィードをプラスすることで、猫の苦手意識を軽減できますよ。

ハンドフィードQ&A

手からフードをもらう2匹の白黒猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
最後に、ハンドフィードに関するQ&Aをご紹介します。

Q. ハンドフィードのとき、猫はどんな気持ちなの?

A. おそらくポジティブな気持ちでしょう。

飼い猫にとって、お世話をしてくれる飼い主さんは“母猫”のような存在。ハンドフィードで飼い主さんの手のぬくもりを感じると、子猫時代の母猫の体温を思い出し、きっとご機嫌になっていることでしょう。

Q. 手から食べることが習慣化しない?

A. 習慣化する可能性はあります。

毎回ハンドフィードをしていると習慣化して、飼い主さんがいないと食事できなくなるおそれも。通常の食事はフード容器で食べさせて、おやつタイムや特別なときにだけハンドフィードをして、1日1回程度にとどめましょう。     

Q. 液状タイプのおやつもハンドフィードになる?

A. なります!

液状タイプのスティックパウチでも、手に持って与えればハンドフィードになります。ただし、上手になめられずにパウチを噛んで奪おうとする猫には不向きな場合も。指に中身をのせて、猫になめさせてもいいでしょう。
基本のやり方をマスターすれば、投薬や苦手なお手入れの克服にも活用できるハンドフィード。まだ手から与えたことがないという飼い主さんも、ぜひ始めてみてくださいね。
お話を伺った先生/小野寺温先生(帝京科学大学講師 愛玩動物看護師)
参考/「ねこのきもち」2025年12月号『おいしいを「手から与える」で絆強まる♥メリットいっぱい 猫にハンドフィード』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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