猫と暮らす
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【獣医師に聞きました!】猫も低気圧に影響を受けるの?
低気圧によって体調を崩す人は少なくありませんが、低気圧は猫にも影響を及ぼすのでしょうか? 今回は、低気圧には猫にも影響するのか、また気をつけたいことについて、ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に教えていただきました。
低気圧は猫にも影響する?
――猫も低気圧で不調が起きるのでしょうか?
白山先生:
「個体差はありますが、人でもあるように、猫などの動物でも気圧の変化によって体調に変化が起こることはあるようです」
白山先生:
「個体差はありますが、人でもあるように、猫などの動物でも気圧の変化によって体調に変化が起こることはあるようです」
猫の体調の変化で気をつけた方がいいこと
――低気圧による猫の体調の変化で、気をつけた方がいいことを教えてください。
白山先生:
「すべての個体が気圧の変化に影響を受けるというわけではないため、梅雨時期や雨天時、台風のときなどにだるそうにしていないか、体調を崩しやすい傾向はないかなど、ふだんから愛猫の様子を観察しておきましょう。
また、腎臓病や心臓病などの持病を持っている猫、シニア猫で気圧の変化を受けやすい傾向が見受けられる場合は、体調の変化が起きないか注意してみてあげましょう」
白山先生:
「すべての個体が気圧の変化に影響を受けるというわけではないため、梅雨時期や雨天時、台風のときなどにだるそうにしていないか、体調を崩しやすい傾向はないかなど、ふだんから愛猫の様子を観察しておきましょう。
また、腎臓病や心臓病などの持病を持っている猫、シニア猫で気圧の変化を受けやすい傾向が見受けられる場合は、体調の変化が起きないか注意してみてあげましょう」
低気圧や雨の日の体調の変化の具体例は?
――低気圧や雨の日に注意した方がいい体調の変化について、具体的な例を教えてください。
白山先生:
「実際の臨床現場にて、気圧やお天気による影響だと診断することはほぼありません。
しかし、飼い主さんから見たときに、ふだんよりもじっとしていたり、寝ていたりする時間が多い、なんとなく元気や食欲がない、ふだんと違う場所にいたり隠れたりなどふだんと違うなと感じることが多いのではないでしょうか。
また、腎臓病や心臓病などの持病があるコ、高齢の場合は、このような体調の変化が続くことで、病状の悪化や体調不良のきっかけとなるおそれがあるので、ふだんとは違う状態が2~3日続いた場合は、一度かかりつけの動物病院で診てもらうといいかもしれません」
白山先生:
「実際の臨床現場にて、気圧やお天気による影響だと診断することはほぼありません。
しかし、飼い主さんから見たときに、ふだんよりもじっとしていたり、寝ていたりする時間が多い、なんとなく元気や食欲がない、ふだんと違う場所にいたり隠れたりなどふだんと違うなと感じることが多いのではないでしょうか。
また、腎臓病や心臓病などの持病があるコ、高齢の場合は、このような体調の変化が続くことで、病状の悪化や体調不良のきっかけとなるおそれがあるので、ふだんとは違う状態が2~3日続いた場合は、一度かかりつけの動物病院で診てもらうといいかもしれません」
低気圧のときの対策
――低気圧のときに愛猫にしてあげられることはありますか?
白山先生:
「雨の日や天気の悪い日には、人も気分が落ち込みがちになるかと思います。とくに、気圧の変化を受けやすい体質の場合は、できるだけストレスを感じないように、ふだん通りゆったりと過ごせるようにしてあげましょう。
また、食事や飲水、排泄など1日のリズムを崩さないように心がけてあげてください」
白山先生:
「雨の日や天気の悪い日には、人も気分が落ち込みがちになるかと思います。とくに、気圧の変化を受けやすい体質の場合は、できるだけストレスを感じないように、ふだん通りゆったりと過ごせるようにしてあげましょう。
また、食事や飲水、排泄など1日のリズムを崩さないように心がけてあげてください」
雨の日など天候が悪い日に、愛猫の様子に変わりはないか気づけるよう、日頃からよく観察しておきましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/村山晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は24年5月時点の情報です。
取材・文/村山晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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※記事の内容は24年5月時点の情報です。
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