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愛猫好みのおもちゃを見つけたい! 猫のおもちゃを選ぶコツは?

猫と暮らすうえで、猫のストレス発散や運動に欠かせないもののひとつが猫用おもちゃ。そこで今回は、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に、愛猫好みのおもちゃを見つけるためのポイントについてお話を伺いました。

猫のおもちゃを選ぶときに気を付けたいことは?

シンガプーラのルクちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫のおもちゃを選ぶとき、まずどういう点に気を付ければいいのでしょうか?

山口先生:
「サイズが丸飲みできるほど小さくないもの、ボタンなどの部品がついていないものなどは、誤食の危険性が減るので比較的安全かと思いますが、必ず飼い主の目の届く状況で使用しましょう。
若い猫はしっかり身体を動かすことができるおもちゃがいいでしょうし、年齢を重ねてくるとただ外を眺めることが好きな遊びになることもあります」

猫のおもちゃの色は気にするべき?

おもちゃをくわえるいつちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫のおもちゃの色は気にするべきでしょうか?

山口先生:
「猫が識別できる色は人よりも少ないですが、なかでも青と黄色は判断しやすいようです。また、青と黄、緑とピンクなどコントラストのはっきりしたものは見えやすいと考えられます。色よりも、素材や触感を気にする猫の方が多いようです」

愛猫好みの遊び方を探るコツは?

おもちゃで遊ぶ琥珀ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫をおもちゃで遊ばせるとき、猫好みの遊び方を探すコツはありますか?

山口先生:
「動くものに興味があるコは、じゃらしや小動物つきのおもちゃが向いているかもしれません。虫や小動物など、猫によって好みもあるので、いろいろ試してみるといいでしょう。遊ぶときは虫のおもちゃなら虫らしい動きを、ネズミならネズミらしい動きしてあげると猫は楽しく遊べます。

食いしん坊やかじりたがりのコは、フードを詰め込むタイプのおもちゃが向いているかもしれません。隠れんぼが好きなコは、段ボールやトンネル型のおもちゃがいいでしょう。
そのほか、さまざまなおもちゃがあります。いくつかを組み合わせて使うのもいいですし、好みが変わったり飽きたりすることもあるので、いろいろなものを試してあげるといいでしょう」

愛用していたおもちゃに飽きたときはどうすればいい?

ミケ猫のあやめちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――愛用していたおもちゃに飽きてしまった場合、同じ商品で新しいものを購入するべきなのでしょうか? それとも全く異なる商品を買ってあげるべきなのでしょうか?

山口先生:
「どちらのケースも考えられますが、まずは新品にしてみて、反応が乏しいようなら異なるおもちゃを試してみてください」
愛猫の年齢や性格、タイミングによっても、好みのおもちゃが変わることもあるようです。誤食事故が起きないようにおもちゃの強度チェックなどリスク管理をしつつ、夢中になって遊べるような、愛猫好みのおもちゃをぜひ探してあげてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年5月時点の情報です。
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