猫の気分によってスキンシップタイムは左右されます。飼い主さんが「触れ合いたい!」と思っても、猫の気分がのらないとうまくいきません。では、猫をその気にさせるにはどうすればいいのでしょうか?ここでは、愛猫の性格に合わせた工夫をご紹介します。
人の思い通りにならない猫
飼い主さんが触れ合いたいときでも、愛猫の気分がのっていないとスキンシップをはかるのは難しいですよね。愛猫の”甘えたい気分“を待って、もふもふナデナデするだけでは物足りない!と思う飼い主さんは多いでしょう。
そこで、スキンシップをする機会を増やす工夫をご紹介!猫にとって魅力的なスペースを作って、触れ合うタイミングを増やしましょう。
人と一緒にいるのが好きな猫の場合
飼い主さんがリラックスしているとき、愛猫が好きそうなフカフカした毛布などを膝に掛けておきましょう。愛猫にとって、その場所は魅力的な場所になり、大好きな飼い主さんに甘えやすくなります。
人と距離をとりたい猫の場合
飼い主さんのそばに、愛猫のお気に入りグッズを用意します。猫ベッドや段ボール箱、紙袋など愛猫の好みのものなら何でもOK。愛猫がそのスペースを気に入り、リラックスして甘えたい様子を見せたら触れ合ってみてください。
布団の端をトンネル状に
布団に入って欲しいときは、かけ布団の端をトンネル状に開けてみましょう。穴に入り込む習性を持つ猫には、とっておきのねぐらになるかもしれません。同じようにソファーでくつろぐときも、ブカブカの上着を着て潜り込みたくなるように誘ってみましょう。
布団の上に猫ベッドや服を置く
広いスペースに何かがあると、のりたくなってしまう猫。この好奇心を利用して、愛猫と一緒に寝てみましょう。布団の上に飼い主さんの服や猫ベッドを置けば、そこは愛猫のくつろぎ空間に早変わりします。愛猫と一緒に寝ると、いい夢が見られそうですね。
布団で一緒に寝ることができたけど、トイレに行きたい!そんなとき、こちらが動くと猫にはストレス?どうしよう…。といった困りごと、ありますよね。猫は「残念だな」と思うかもしれませんが”ストレス“とまではいかないようなのでご安心を。
しかし、猫がそばに来たときにすぐに立ち上がるといった動作を繰り返していると、猫は飼い主さんのそばに行きにくくなるかもしれません。リラックスタイム前には、用事を済ませて猫との時間を満喫しましょう。
参考/「ねこのきもち」2016年12月号『今よりもっと仲良く、”懇ろ”に にゃんごろスキンシップ』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。