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還暦猫の飼い主さんの常識 健康診断の活用術
還暦猫の飼い主さんの常識 健康診断の活用術
そのために、健康診断が欠かせません。
この記事では、飼い主さんが知っておくべき「健康診断の4つのポイント」を紹介します。
愛猫の健康のために、ぜひ押さえてください!
①若いうちから多くの検査項目を受けさせよう
「元気だから」「若いから」と、愛猫に検査は必要ないと思いがちですが、データの数値を比較して健康状態を把握できるので、定期的に受けたほうがよいでしょう。
②7〜8才になったら「甲状腺ホルモン検査」も受けよう
シニア猫に多い病気としてあげられるのが、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される「甲状腺機能亢進症」。
基本の血液検査では診断が確定できないため、7〜8才頃から別途で「甲状腺ホルモン検査」を受けるようにしましょう。
③年齢によって健康診断の頻度を変えよう
つまり、猫の1年は人の数年に相当するのです!高齢になると、1年に1回の健康診断では、不足になることも。
理想的な健康診断の頻度としては……
・〜5才までは、年1回
子猫〜成猫期。先天性の尿器や、若い猫に多い尿石症などに気付くことも。
・6〜10才までは、年1回以上
シニア猫期の入り口。腫瘍や歯周病などの発生が認められることも。
・11才〜は、年2回以上
シニア猫期。肝臓病やがんなどの病気にかかるリスクがアップします。
④愛猫の健康管理についても獣医師に相談しよう
ぜひ、食事や排泄物などの健康管理の方法についても、獣医師に聞いてみましょう。
愛猫と一緒に過ごせる日が1日でも増えるよう、健康管理をしっかりしてあげましょうね。
出典/「ねこのきもち」2016年10月号『全国のオーバー還暦猫が大集合! リアルライフからわかったご長寿術』
文/二宮ねこむ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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